家に本が多いんです。
片付けなきゃいけないなー、と思いながら本屋さんにフラっと入ると面白そうな本があるのでつい買ってしまう悪循環の日々を過ごしています。
私はフィギュアやCDなどを集める収集癖があるのですが、その中でも一番フットワークが軽いのが書籍収集です。
純粋にフィギュアやCDよりも安価な割に一冊あたりの情報量も充実しているので、満足感が高いというのが大きな理由だと思います。
本を読めば読むほど、他の本で得た知識と繋がることもあって、そういう興奮も楽しいです。
だからこそついつい買ってしまうのですが、明らかに減らしている量よりも増えてしまう量の方が多くて、正直そろそろちゃんと管理しないといけないと思っていたところ、面白いアプリを知りました。
読書メーターです。
読書メーターとは何か?
ユーザーが呼んだ本を記録してデータベース化することで、同じような本を読んでいる人と繋がったり、オススメの本を教えてくれるWEBサービスです。

こんな風に本をリスト化できるんですが、ちゃんと「読み終わった本」、「読んでいる本」、「まだ読んでいない本(積読本)」の三項目に分けることができて、それがまた面白いですね。
ちゃんと数字で可視化されるのもいいです。
具体的に自分が何冊持っていて、何冊読み終わっているかを逐一記憶してる人なんてそうそういないでしょう。
本が好きな人がいちいちそんな事考えながら買うわけないじゃないですか、気づいたら増えてるんですよ。
ちなみに私は、読み終わった本が250冊、読んでいる途中の本が104冊、積んでいる本が89冊だったので、合計で443冊持っている事がようやくわかりました。
443冊も持っていたんですね。
ちなみに、アプリ側にデータが無くて登録できない本もあったので、それらも含めると軽く470冊くらいあるんじゃないですかね。
アプリへの登録は本のバーコードやISBNコードで行うので、現行のバーコードやISBN規格に移行する前の本は基本的に登録できませんし(たまに登録できる)、ゲームの初回限定版に付属する設定資料集だったり、映画のパンフレットだったり、同人誌など一般販売されていないものはアプリ内では本として認識できないので登録できません。
好きなイラストレーターさんの展示会で販売されていた画集が登録できなかった時は実にショックでした。
絵を眺めるだけの画集が”読書”に該当するのかと考えたらちょっと微妙ではあるんですが。

登録した本から自動的に著者の割合が円グラフで表示されるなんて機能もあります。
マンガ家さんの名前が多いですね。
“読書”っていうと活字を読んでいく堅苦しい行為を想像しがちですが、本だったらなんでも登録できるので、マンガも登録できます。
連作マンガを登録すると、ちょっと面白い傾向が見えてきます。
次の画像を見てください。

1冊ごとにオレンジ色の数字がついていますね。
「ゆるゆり」の1巻は2,001、2巻は1,534、3巻は1,385・・・という風に。
なんだかだんだん少なくなっていって、10巻になるころには636になっていますが、このオレンジ色の数字は登録者数の事を現しています。
この数字は、本を読書メーター内で登録している人の数を表しています。
つまり何が言いたいかと言うと、巻を追うごとに登録者数が減って行っているということなんですね。
私は、なもり先生の「ゆるゆり」というマンガが大好きで、連載開始からかれこれ10年は経過していますが、新刊が発売される度に特装版で揃えるくらいに熱心なユーザーのつもりです。
しかし、現実は厳しいんですね、世の中にはたくさんのマンガがあふれているので、他のマンガに気移りしてしまって手に取らなくなるんでしょうね。
なんだか、そういうマンガ界の陰の部分も見えてきて、少し辛くなることもあります。
読書メーターの面白いところ
前の項目では、読書メーターがどんなアプリなのかざっくり概要を説明しましたが、面白いのはここからです。
読書メーターは、登録した本に対して感想を投稿する事もでき、この機能から発展する”共読”という機能があります。
自分が登録した本に対して、誰か別の人が感想を投稿している場合に、それをアプリが自動で拾ってきて閲覧することができるんです。
同様の仕組みで、自分が感想を投稿すれば、同じ本を登録している別のユーザーに対して自分の感想が通知されている事もありえます。
会った事も無い知らない人が、この世界のどこかで自分と同じ本を読んでいるなんて、ちょっとロマンチックですね。
読書メーターのちょっとよくないところ
仕方が無いと言えば仕方が無いんですが、このアプリ、読んだ本を無尽蔵に登録し続けるだけで、整理ができないんですよね。
連作マンガを巻の順番に揃えるとか、同じカテゴリーの本をまとめるとか、そういう並び替え機能みたいなのがありません。
前述の「ゆるゆり」は発売ペースが遅いマンガなので、次の巻を登録すると、前の巻と次の巻の間が大きく離れてしまうことになります。
ちょっとこの辺どうにかならんもんかなぁ、と思っているのですが。このアプリ自体が2008年からサービスを開始して未だにソート機能が実装されていないので、仕組み的に実装できない機能なのかもしれません。
まだまだあるぞブクロブアプリ
いろいろ調べてみたんですが、ブクログアプリって読書メーター以外にも複数あるみたいです。
今のところは、他の人の感想が読める読書メーターでよさそうな気がするんですが、本を細かく分類するなら「Readee」というアプリの方がよいみたいです。
感想を見たいのか、管理したいのかで迷うところですが、今の積ん読が片付いてきたら、Readeeにも手を出してみたいです。
ちなみに、TOPページにはもう読書メーターのマイページへのリンクを張り付けているので、
もう読書メーターをはじめている方や、この記事を読んで気になってはじめてみた方はお気に入り登録(他SNSで言うところのフォローみたいなもの)してくれると嬉しいです。
このリンクからでも行けます。→読書メーター