超宇宙刑事ギャバンインフィニティ #12「武士と忍者」感想

超宇宙刑事ギャバンインフィニティ #12「武士と忍者」感想

2026年5月5日

今日は「超宇宙刑事ギャバンインフィニティ」の第12話の感想を書きます。

前回のギャバンインフィニティもよろしく勇気!!

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第12話「武士と忍者」

放送日は2026年5月3日です。

ギャバン・ライヤが、ギャバン・ブシドーと絡む回です。
事の発端は、ライヤこと駆無が「他の宇宙のギャバンと会ってみたい」と思い立つところからはじまるのですが、物語自体は、ブシドーこと刹那が主役で進んでいきます。

刹那は、戦闘用に作られた人造人間という設定ですが、そのため、「人間のように涙を流してみたい」という願望がありました。
そのために、タマネギを沢山切ったり、あくびをしたりして物理的に涙を流そうとしますが、なかなか流れません。そもそも、人造人間に涙を流す機能が備わっているのかという疑問もあるのですが、第8話で食事をとる場面があったりしたので、食べ物を消化・吸収して排泄する身体的機能があるとすれば、必然的に涙を流す機能も備わっていると考えてよいということでしょう。
傍から見てる分には、いつものニチアサギャグでしたが。

そんな刹那は、天羽の「感情を昂らせることに挑戦してみたら?」というアドバイスにもとづき、演劇で涙を流すための練習をするワークショップに参加することにしました。
都合のいい展開だなぁ、とは思うんですが、ニチアサ的でいいですよね。

このワークショップ、参加者全員が「泣くぞ!」と書かれたシャツを着て講座を受けるという結構手が込んだものになっていて、なんか面白いですね。

しかし、このワークショップは、ムルム星人ゴーランが地球人の涙を採取するために行った、見せかけのワークショップであることが判明。ワークショップに参加した人を監禁して、涙を取り続けていたのです。

強制的に涙を流させる悪役が登場して、しかもその悪役の名前がゴーラン・・・というのは「兄弟拳バイクロッサー」を彷彿とさせる、というよりそのまんまですね。

PROJECT R.E.D.ってメタルヒーローだけじゃなくて、その他の東映ヒーロー要素も盛り込んでくるんですね。確かに、PROJECT R.E.D.の一作目がギャバンだったというだけで、誰も「メタルヒーローです」とは言っていないですし、メタルヒーローネタを擦り続けるだけだったら、PROJECT R.E.D.それ自体が非常に規模の狭い企画になってしまうので、是非ともいろんな事をやって欲しいですよ。

ゴーランの逃げた先は、あからさまなボロ家で、昔の刑事ドラマみたいです。
今の刑事ドラマでも犯人の隠れ家にボロ家って使われるんでしょうか?

ボロ家を覗き見すると、そこでは、ゴーランが人々から採取した涙を弱った妻に飲ませる光景が。
涙を飲んだ妻は、みるみる身体が回復します。
ゴーランの供述によると、地球の水はムルム星人の体質に合っていなかったが、地球人の涙がムルム星人の体質に適合していた、ということです。
メタルヒーローシリーズ第5弾の「時空戦士スピルバン」では、悪の組織ワーラー帝国が地球の美しい水を奪うために侵略を行うというあらすじでしたが、地球の水が合わない異星人もいるということもあるんですね。

戦闘シーンもよかったですね。
ライヤが第10話に引き続いてギャバリオンセイバーを使うので、実質的にライヤのメイン武器なんじゃないかというくらい扱いが良いです。色も丁度紫ですしね。
番組開始時にギャバリオンセイバーを買ってもらったお子さんは、新しいおもちゃを買わなくても新キャラになりきれるので、ちょっとお得かもしれません。
武器は全てのギャバンが共通して使うことができる設定ではあるんですが、他のギャバンでも、このキャラはこの武器を頻繁に使う、みたいなのがあればいいですよね。
対応する色が無いので難しそうですが。

インフィニティはギャバリオンレーザーから光線を発射してブシドーのギャバリオンブレードにエネルギーを充填するという面白い使い方をします。
ギャバンのビークルって、コスモギャバリオンに合体するギミックがメインで、単体で遊ぶためのギミックに乏しい印象があるんですが、その中でも一際乏しいのがレーザーなんですよね。
ドリルやクレーンはドリルが回転したりクレーンのウインチが伸びたりするギミックがありますし、セイバーもギミックには乏しい反面、短剣武器である都合、劇中に似たサイズで遊べる利点があるんですが、レーザーってトリガーを押すくらいしか単体ギミックが無いので、おもちゃとして弱いんですよね。
かといってロボとの合体形態も第7話のアークギャバリオン戦でちょっと出ただけで、あまり印象に残らないですし・・・。

ラストは良かったですよね。
ゴーランを逮捕するものの、地球上のキレイな水を集めてきたおかげで、ゴーランもその奥さんも地球で暮らしていける、という形で、罪を憎んで人を憎まずの締め方で安心しました。
まさに人の心を救うというレスキューポリスのノリで良いと思います。
レスキューポリスと言えば人命救助ですが、第6話のような巨大メカメインの人命救助以外に、人間サイズメインの救助回も観てみたいですね。

また、ここでキレイな水を集めてくる時に使ったのが、第10話で初登場のドルネードユニットです。
ドルネードの吸引機能は、第11話で駆無の妹である初音を救出する際に使っていますが、今回は水を集めてくるために使われています。
最初に掃除機と聞いたときは、「あの電子星獣ドルがよりによって掃除機かー」という拍子抜け感はあったんですが、劇中で効果的に使われると、これはこれでいいのかも、という気分にもなりますよね。

しかも、ドルネードで水を集めてくる場面を描写するのがアギちゃんのイラストというところも可愛くていいですね。アギが説明しているくだりを全部映像でやろうとすると尺的に収まらないので、セリフで簡単に説明しながらワンポイントのイラストで済ませることで短時間で消化できたと思います。
ドルネードユニットがイラストで登場するのも、ただの乗り物じゃなくてキャラクターとして認識されている感じがしてよかったです。
旧ギャバンのドルは、どう足掻いても戦闘中にギャバンが使う乗り物以上の出番はなかったですからね。

今回は一話完結の内容でありながら、ライヤとブシドーの出会いと、ブシドーの内面の掘り下げまでやっているのに詰め込み過ぎている感じがしない、良い回だったと思います。


つづく

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ヒーロー・アイテム、登場・使用回数表

弩城 怜慈(第1~12話登場)

ギャバンインフィニティ(第1~12話登場)

哀哭院 刹那(第1~5,7,8,12話登場)

ギャバンブシドー(第1~2,5,7,8,10,12話登場)

祝 喜輝(第3,5,6,7,9,10話登場)

ギャバンルミナス(第3,6,9話登場)

風波 駆無(第10~12話登場)

ギャバン・ライヤ(第10~12話登場)

巨大メカ

デスギャバン(第2,7話登場)

デスギャバン巨大メカ