巨獣特捜ジャスピオン #02「哀しみの超電子星サクラ」感想

巨獣特捜ジャスピオン #02「哀しみの超電子星サクラ」感想

目指せ!メタルヒーロー完全制覇!!

今日は久しぶりにメタルヒーローシリーズ第4弾「巨獣特捜ジャスピオン」の続きを観ようと思います。
第1話を観て以来ほったらかしになっていましたからね。

第2話「哀しみの超電子星サクラ」

本放送は1985年3月22日。

SFマインド溢れる初期の名作

ジャスピオンの初期エピソードは、宇宙の星々を渡り歩く冒険モノの要素が強いですが、今回の第2話は特にSFマインドに溢れた名作だと言えます。
宇宙を漂流するスペースバスに導かれ、氷に閉ざされた惑星ピースに辿り着き、謎のロボットに襲われ大ピンチになるジャスピオンは、この惑星を操っていたと思われる人工衛星と対面する、というどちらかと言うと、ウルトラシリーズの1エピソードと言っても差支えないくらいのミステリアスな回です。

幽霊船と化したスペースバスの中をジャスピオンがフワフワと移動する無重力表現や、豪雪地帯でのアクションなど、珍しい映像も見所です。

超電子星サクラ

タイトルにもある、超電子星サクラというのは、日本製の人工衛星です。
能面を付けた能楽師の姿のイメージ映像が浮かび上がるのが印象的です。
サクラという可愛らしい名前なのに、野太い声(飯塚昭三氏)で語りかける不思議なキャラクターです。

劇中では、「宇宙の果てに追いやられた」と言い、サタンゴースに命を与えられ、人類に復讐すると語っていますが、情報が断片的すぎて非常に謎が多いです。

というのも、サクラは宇宙を漂流するスペースバスの中にあるのですが、乗組員の状態からすると、何らかの事故に巻き込まれたようにも見え、「宇宙の果てに追いやられた」というのはサクラの勘違いで、ただの逆恨みなんじゃないかと想像できる面もあります。
人間の乗組員は全員死んでしまい、機械である自分だけが生き残っていた事を、追いやられたと錯覚してしまうほど、高度な知能を持っていたのかもしれません。

しかし、見方を変えれば、それだけ高度な知能だったが故に危険視され、宇宙の彼方に捨てようと運ばれている途中だったのかもしれないと想像することもできます。
危険だったら壊せばいいじゃないかと思うかもしれませんが、劇中でもアンリを操ったり電撃を発したりと結構危険だったので、壊せなかったのかもしれません。

いずれにせよ、想像の余地のある名キャラクターだと言えます。

また、サクラに関係する場面で使用されるBGM(C-4)も印象深いです。
日本の民謡のような儚い音色は、おそらく他の用途のために作られた曲だとは思うんですが、サクラのテーマと言っても差し支えないくらいのハマり曲で、これが流れることによって、サクラの哀しみと神秘性、幻想的な雰囲気がより引き立つ事に繋がっていると思います。

巨獣テッゴス

今回登場するのは、大きな角が特徴的なマッシブな巨獣テッゴスです。
劇中テロップだとテッゴスなんですが、セリフではテツゴスと呼ばれています。
どちらが正しいんでしょうか。

テッゴスは、口から冷凍ガスを吐いたり、目からビームを出したり、長い尻尾で攻撃したりと多彩な技を持っていますが、ダイレオンの敵ではありませんでした。

劇中では、サクラと一体化して操られているようでしたが、テッゴス自身の意志があったのかどうかは謎です。ラストで惑星ピースの消滅と同時にテッゴスの鳴き声が宇宙に響き渡りますが、それは果たしてなんだったのか。
惑星ピースの原生生物なのにサタンゴースに操られ、恐ろしい怪獣として退治され、自らの生まれ育った惑星と共に最期を迎える事に対する哀しみの声だったのでしょうか。

サクラに関してもそうですが、これは想像の余地を広げるために敢えて曖昧にしているのか、純粋に説明不足なだけなのか、絶妙なバランス感です。

技・メカニック 登場・使用回数表

ジャスピオン

メカニック

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