前回の仮面ライダーゼッツは・・・
Case8「饗す」

今回のミッションは、「生物兵器を破壊せよ」
高級レストランで発生した、毒殺事件を解決するのが目的です。
放送日は2025年10月26日。
同日放送のナンバーワン戦隊ゴジュウジャーは、リュウレンジャー編の後編だ!!
物語
今回は高級レストランが舞台です。
莫は、そのレストランのアク抜き担当として登場。
アバンタイトルの調理シーンが信じられない程長く、非常に丁寧。
リアルタイムの時間で観ると、お昼ごはんにチョットいいご飯を食べに行きたくなるくらい凝った映像でした。
このレストランの料理に毒物が混入される事件が発生!!
しかも、現実世界のレストランは、エルドビア共和国との首脳会談で使われることになっており、現実世界でも同様の事件が発生したら国際問題に発展してしまう、という重大案件。
最近は少なくなりましたが、昭和の特撮だと、対立する二国間を戦争させるために悪の組織が暗躍するエピソードなんかもありました。
当時は第三次世界大戦の不安や、米ソ冷戦なんてものがあったので、情勢的に取り入れやすかったのかと思いますが、昨今も世界情勢が不安定なので、こういった話作りもリアリティが出てきたということでしょうか。
夢の中のヒロインねむは、食材の配達員として、レストランに野菜を届けに来る役割で登場します。
現実世界のねむは行方不明ですが、こうやって毎週のように登場すれば、ねむ捜しの縦軸の物語は忘れ去られる事は無さそうです。(「仮面ライダーアギト」のあかつき号事件なんて途中まで忘れられてたのを強引に回収してたらしいですからね)
ナイトメア
今回登場するのはポイズンナイトメア。
今まで出てきたナイトメアに比べると配色がとてもカラフル。
身体中に気持ちの悪いノズルみたいなものが沢山ついてて、毒液を撒き散らしそうなデザインをしています。
よく見ると、下半身が第1話のガンナイトメアと全く同じです。
仮面ライダーによくある、上半身だけ新造するタイプの着ぐるみですね。
手の平から毒液を発生させてゼッツを襲いますが、これがまたコンクリートを溶かす程の強烈な毒液です。
一度に出てくる量も半端じゃありません。建物の1フロアを埋め尽くすような毒液を流し込むことができます。
アクション
今回は、廃墟のような不思議な建物の中での戦いです。
莫はテクノロムストリームに変身!!
ブレイカムゼッツァーもガンモードにして遠距離戦のスタイルです。
毒を撒き散らすポイズンナイトメアには接近戦は命取りなので、実に最適な変身だと言えます。
ポイズンナイトメアは高速移動でアッサリ接近されてしまいますが、ストリームの能力で空気の壁を作り出すことで、毒液攻撃もバッチリ防御。
こんな感じで最初は優勢だったのですが、ポイズンナイトメアがねむを狙ったことで形成逆転の大ピンチ。
ねむを庇った際に毒液をガッツリ浴びてしまい、”復元”を司るカプセムでエスプリムリカバリーに変身するも、自らの身体を復元することはできず、どうなってしまうのか!?・・・というところで次回に続きます。
新フォームの登場を楽しみにしていましたが、今回は活躍を見ることができませんでした。
なんと、翌週の11月2日はニチアサがお休みということで、エスプリムの活躍は翌々週の11月9日までお預けなのです。
次回予告ではブレイカムゼッツァーのアックスモードの姿もあり、活躍が楽しみです。
DXブレイカムゼッツァーを買ってもらったお子さんは、まだ未登場のサイズモードに変形させて遊んでいるのかと思うと羨ましい限りですが、よく考えると、おもちゃを手に入れればテレビに先駆けて本編未登場モードで遊ぶことができるんですよね。
一つの武器が4形態に変形して、各フォームに対応している、というのは「仮面ライダー電王」のデンガッシャーや、「仮面ライダーゴースト」のガンガンセイバーを彷彿とさせますが、ゴーストのガンガンセイバーはオプションアイテムと合体することで変化する形態数が多かったことと、ゴースト自体のフォームチェンジが多すぎて個別の出番が少なくなってしまったせいで、どの形態がどのフォームに対応してるのかイマイチわかりづらかったので、今回の基本4フォームに対して4形態という割り当てはわかりやすくて良いです。
ブレイカムゼッツァーを持っていると、変身ベルトが無くても、4フォームに変身した気分でごっこ遊びができるので、お子さんもどれをおねだりするか迷うところですね。
放送が一週間お休みしてしまうのかチョット寂しいですが、他にも観たい特撮は沢山あるので、時間を潰しながら次回の放送を待ちたいと思います。
つづく

