仮面ライダーゼッツ 30話「処する」感想

仮面ライダーゼッツ 30話「処する」感想

2026年7月5日

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Case30「処する」

放送日は2026年4月12日。

同日放送の超宇宙刑事ギャバンインフィニティは第9話「鑑識課の危機」でした。

物語

美浪の真実

前回のラストで、美浪が莫の本当の家族ではない事がノクスの口から明かされました。
もっと掘り下げると、両親ですら莫の本当の家族ではなく、”莫を見守り安全に育てる”事を任務としていたエージェントだったのです。
両親の死後、美浪がその任務を引き継ぎ、エージェントとなり、今まで莫を見守ってきた・・・ということなのですが、CODEのオファーを受けてから、それでエージェントになれてるのがなんかおかしいですよね。

格闘技の訓練は、相手の攻撃を避けたり受け流す技しか使っていないのでギリギリわからなくもないんですが、銃の射撃訓練で標的の胸の辺りに命中させまくってるのはちょっと凄すぎるんじゃないかと。
美浪がエージェントになった世界が夢の中だったら別に問題無いんですけど、ゼッツって作品全体で、突飛な事をしておいて「夢かもしれないからね」みたいに視聴者にブラフをかけてきてるとかなら、むしろその方が良いと思います。

美浪がエージェントだったという真実に驚いて少しボヤけてますが、どうしてCODEが莫を”見守っていた”のかも気になるところです。おそらく、ゼッツに変身できる事とか、明晰夢を見る事ができる事とか、主人公だからこその特殊能力が多々あって、それを危険視されていたのだと思いますが。じゃあ、なんで莫がそののような能力を持っているのかは触れられてこなかったので、これからの物語で明かされているのでしょう。

美浪となすか、莫と富士見

美浪がCODEのエージェントであることを知らされた莫は取り乱してしまい、ゼッツルームの4人がギスギスしてしまうんですが、そこでレギュラー陣同士が、美浪となすか、莫と富士見で会話する場面に続きます。

物語の展開的には第25話で初めて会ったばかりなので、関係性としては薄いんですが、なすかも富士見も、莫と美浪が家族であるとして説得するような感じになっていて、それ自体はありがちな話だとは思うんですが、ゼッツのレギュラーキャラがこうやって互いの事を考えて会話する場面ってはじめてだったので、なんだか新鮮でした。

その後、ゼッツルームにノクスがやってきて、美浪を拘束しなかった莫を詰めるんですが、そんなノクスの言い方を咎めようとした富士見がまるで相手にされてないのがちょっと可哀想に感じました。

富士見って、本編開始以前にナイトメアとかよくわからない事を言っていた小鷹の事を信じて捜し回ってがんばっていたのに、いざ本人と会った途端に邪見にされて、扱いが不憫な気がします。

いつか報われて欲しいですね。

そういえば、莫って、現実世界ではノクスの事を小鷹さんって呼んであげるんですね。
莫も夢の中ではコードネームゼッツで、実質別人みたいなものなので、ちゃんと人格(?)を使い分けてるんでしょうね。

アクション

仮面ライダーゼッツ対キャットナイトメア

今回のゼッツは、カタストロム→オルデルムと2段変身して戦います。
オルデルムは凄いですね。
夢の世界を復元したり、自由に構築したりして戦う能力を持っています。
実景の空間にワイヤーフレームが駆け巡って建物が直ったり、地面から柱が生えてきたり、キャットナイトメアを別な場所に放り込んだり、やりたい放題な戦い方で、目に見えて強いフォームであることがわかります。

BGMもかっこいいですね。
「GOOD MORNING」と同じメロディが使われている曲なんですが、途中、コーラスが入って豪華になっていおり、いつも聴いているBGMのアレンジだからこそ、オルデルムの強さが際立つと思います。

ちょっと心配なのは、映像が豪華過ぎて、いくら早目に撮影に取り掛かっているとはいえ、オルデルムがこの特殊能力を毎回のように使う事は予算的に難しいんじゃないか?というところですね。

特撮オタクは、常に番組の予算不足を心配する人種ですから。

まとめ

今回はこれまでのゼッツの中でも一番よかったんじゃないでしょうか?
第28話で、コードナンバーセブンという名前を捨て、コードネームゼッツとして戦う事を決めた莫ですが、今回はコードネームゼッツとしての自分と、美浪の兄としての自分とが一体化して、精神的に次の段階に成長した莫としての戦いになっていたと思います。

いくら監視されていたとは言え、一緒に生活していたり、そこに互いを想う気持ちがあるのなら家族だ、という展開は、ひねくれた展開をやり続けていたゼッツにしてはベタだけど良かったです。

そういえば、万津家って、キッチンとか美浪の部屋とかもあるはずなんですけど、画面の中には莫の部屋とゼッツルームしか登場しないんですよね。
出したとしても、頻繁に登場するわけじゃないので、セット代を浮かせるために敢えて場所を限定しているんでしょうけど、これにも何かしらの意味があったら面白いですよね。

次回は莫の過去の秘密が明らかになるようです。
どんな展開がまっているのか、今から楽しみですね。

そういえば、今回のミッションが「Save the cat.(猫を救え)」だった事にたいして、脚本術の事が関連してるのかな、って思ってたんですが、特に関係無かったですね。
結局、この本まだ読めてないんですけど、悪役でも世間的に良い行いとされる事をさせる事によって、読者が悪役に感情移入する、みたいなそういう話でしたっけ?
だとすると、美浪は莫を監視していた悪役ポジションですけど、今まで莫を助けてくれていたから、「まぁ、しょうがないから許しちゃうか」みたいな感じで許されるみたいな、そういうのを示唆してたんですかね。

流石にこじつけにしても安直すぎるので、関係あると見せかけて関係無かったですよ、というミスリードだったのかもしれません。

つづく

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フォーム・アイテム使用回数表

仮面ライダーゼッツ(Case1~30登場)

ノクスナイト(Case12~14,16登場)

仮面ライダーノクス(Case16~18,20~23,29登場)

ロードファイブ(Case20,21登場)

ロードシックス(Case21,22,26,27登場)

ロードスリー(Case24登場)

仮面ライダードォーン(Case26~29登場)