仮面ライダーゼッツ 50話「想う」感想

仮面ライダーゼッツ 50話「想う」感想

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仮面ライダーゼッツ 49話「憶う」感想
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Last Case「想う」

放送日は2026年8月30日。

感想

仮面ライダーゼッツ&ノクス&ドォーン対オブリビオンゴアナイトメア

最後の戦いです。
オブリビオンゴアナイトメアと言えば、仮面ライダーの能力や武器をねむの記憶から消すことで、存在そのものを無かったことにできる能力を持っていますが、今回はねむが何度も思い出す事で、武器が消されても何度も復元されるようになっています。
RPGとかで言うところの絶対負けないイベント戦闘みたいなものですね。

次から次に場所を変えて繰り広げる戦いは勢いがあって面白いの一言ですが、途中、記憶の映像が浮かび上がる不思議な空間で戦っている場面は、ステージ演出みたいでよかったですね。
思い返せば、第1話でも莫の周囲をいろんな登場人物が出たりいなくなったりを繰り返す舞台的な演出があったので、それの応用だとも思います。
舞台的な演出は物語の途中で挿入すると浮きそうなので、ここぞというところでしか使えないと思うんですが、最終回でやるのがなかなかニクイですね。

3人の連携攻撃でオブリビオンもタジタジですが、なかなか決定打には至りません。
そこで登場するのが、ハートオブインパクト。
紫色のフィジカムインパクトみたいなフォームです。
何がどうなっているのかわかりませんが、ゴアナイトメアのように身体を霧のようにして消えたり現れたりしますが、これでオブリビオンにトドメを刺します。

前作のガヴがそれぞれ別行動で幹部クラスと決着をつけていたのに対して、今回は3人で協力して強敵を倒すという展開で雰囲気が違いましたね。
総力戦という感じが出ていてとても良かったです。

数ヶ月後

オブリビオンゴアナイトメアを倒して元に戻った世界で、美浪や怪事課の生活は続いていきます。
最初に3人が会話している場面はなんのヘンテツも無い街中なのに、何故か背景が合成になっています。
おそらく、設定上は夏場なのに、撮影時期が冬だったせいで、長袖の人が歩いているとおかしい、とかそういう理由なんだと思います。

さり気ない描写ですが、美浪の「先週みんなでバーベキューしたじゃないですか」と言うセリフや、LINEグループの会話で、日常的に交流したり、定期的に会ったりしているらしいことがわかります。

美浪とねむ

美浪はねむのマネージャーとして活躍しています。
予知夢編から全く触れられていませんが、ねむが所属している事務所は、ちゃんと美女木オフィスなんでしょうか・・・。

美浪とねむの会話を見ると、美浪がかなりタメ口になっていたり、気にかけているような口ぶりになっているので、ねむが莫の代わりのお世話相手になっているみたいですね。

怪事課のみなさん

富士見、なすか、小鷹の3人は怪事課で活躍しています。
怪事課はナイトメアが起こすブラックケースを捜査する部署なんですが、オブリビオンが倒された後は、3人だけで回せるくらいにはナイトメアの脅威がおさまっているということなんでしょうか。
作劇場、面白い職場みたいな描かれ方をしていますが、なすかも小鷹も、こんな小さいところじゃなくても、もっと輝ける職場があるんじゃないかなぁと思ったり、能力云々は考えずに、やりたい仕事をやるのが本人にとっては良い事だよなぁと思ったり。

富士見に対するなすかの態度も柔らかくなった気がします。
もともと、容赦無く蹴り飛ばしたりはしてたんですが、愛のあるからかいをしたりして、仲が良さそうです。

ゼッツドライバーを回収せよ

平和になった世界に派遣された新たなエージェント、コードナンバー8に課せられたミッションは、ゼッツドライバーを回収するというものでした。
てっきり、もう帰ってこないと思っていた莫が現実世界に帰ってきていて、今もゼッツとしてナイトメアと戦っているから、莫からベルトを回収することで、エージェントの任から解放してあげる・・・みたいなラストになると思っていたんですが、ミッションの意義としては「戦いを放棄したコードナンバー7からゼッツドライバーを回収して、8が新たなゼッツになる」というもので、思ってたのとちょっと違ったんですが、これに対するオチも面白かったですね。

実はミッションを出していたのは、未だ夢の中でナイトメアと戦い続けていた莫自身で、コードナンバー8が無事にゼッツルームまで辿り着けるかを試すテストだった、というのがスパイモノっぽくて洒落てるなぁと思いました。

スタッフロールが流れ出してから、コードナンバー8は数字の刻まれた指輪を捨てて、どこかへ去っていくのですが、あれは結局エージェントになることは止めて別の人生を歩もうとしたとかそういう事なんでしょうか。

ねむとザ・レディ

ねむは、美浪に買ってきて貰った旅行雑誌を手に、明晰夢でヨーロッパ旅行を楽しんでいます。
芸能活動で旅行に行く時間が確保できないから、こうやって余暇を過ごしているんだなぁ、とか勝手に思ってたんですが、いっしょにザ・レディも出てきて、ヨーロッパ旅行をプレゼントしていた、という場面でした。

第49話で終わっていたら、ねむを好きすぎる怖いお母さんみたいな印象で物語を終えていたと思うんですが、ここで仲良く海外旅行をしている姿を見せることで、ザ・レディも救われるし、視聴者の印象も「運命に翻弄されただけで絶対悪ではない」という好意的なものに変わるしで、いいことずくしです。

また、例え亡くなった人であっても夢の中で会えるという希望を、明晰夢という物語上のギミックで描くことで、実現可能なものとして成立させているのも上手いと思います。

帰ってきた莫

スタッフロールは莫がゼッツルームで、人々の平和(=安眠)を祈るセリフで終わるのですが・・・その後、更に後日談があって、レギュラーキャラが全員集合して莫の目覚めを迎えるというラストで物語が終わります。

あのままスタッフロールで終わったとしても物語の終わりとしては成立するんですが、ここで莫が帰ってくる後日談が入ることで、視聴者は安心したと思います。

SNSで流れて来た情報だと、脚本家の高橋さんは、莫が上位存在になるラストを希望していて、監督の上堀内さんは、莫がみんなのところに帰ってくるラストを望んでいた・・・ということで、どちらの案も満たせる結末が、完成作品の形なんだろうな、というところです。

スタッフロールで観るのをやめれば高橋さんの望む結末になり、最後まで観れば上堀内監督の望む結末になる、というわけですね。
TVゲームで言うところの、必要条件を満たした時に観られる特殊エンディングみたいで、特になにかがんばったわけじゃないけど、なんだか嬉しいですね。

後日談の中で登場人物たちの使うLINEの画面が表示されますが、具体的な日付は表示されないので、莫がどれくらい夢の世界にいたのかわかりませんし、よくわかっていない状態で観ると、もう帰ってこないとか言いながらアッサリ帰ってきてなんなん?みたいな気分になるかと思うんですけど、なんだかそれでも莫が帰ってきてよかったな~という感想の方が大きいので、よかったと思います。

最後に

仮面ライダーゼッツの放送が遂に終わりました。

正直、ライダーアクションのカッコ良さとは裏腹に、1~2クール目の予知夢編は、解き明かされない(解き明かせない)謎が次々に浮かんでくるばかりでモヤモヤするし、予知夢だと判明した後は、実を言うとゼッツができあがっていく過程を描いていただけで、物語上の深い意味はあまり無かったので、少し肩透かしを食らってたんですが、3~4クールの怒涛の展開は毎回楽しかったです。

細かいところを観ればおかしい所とか不自然な所はあるんですが、キャラクターは大事にされていた気がするので、それだけで、1年間観てよかったなぁ、という清々しい気分になれました。

ここで言うキャラクターを大事にする、というのは、物語上でちゃんと活躍するとか、意味のある行動をするとか、そういう事じゃなくて、最後に幸せそうに物語を終える事ができたか、というところですね。

最後、莫の目覚めを迎える場面で、ゼッツルームに入るために素通りしていたあの部屋に集まっているという光景だけで、もうお腹いっぱいになりました。

よかったと思います。

また明日からがんばろうと思います。

来週から放送する仮面ライダーマイスも一年間応援しようと思います。

おわり

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はじめに 東映が製作している特撮番組、仮面ライダーシリーズ、スーパー戦隊シリーズ(2026年2月15日以降はPROJECT R.E.D.)は、毎週日曜朝9:00…
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フォーム・アイテム使用回数表

仮面ライダーゼッツ(Case1~35,37,39~43,45~50登場)

ノクスナイト(Case12~14,16登場)

仮面ライダーノクス(Case16~18,20~23,29,36~42,46,48,50登場)

ロードファイブ(Case20,21登場)

ロードシックス(Case21,22,26,27,35登場)

ロードスリー(Case24,36,38登場)

仮面ライダードォーン(Case26~29,34,39,43,47,48,50登場)