角醒ハンター オメガホーン 壱「角醒せよ!赤き角獣王!」感想

角醒ハンター オメガホーン 壱「角醒せよ!赤き角獣王!」感想

第壱話「角醒せよ!赤き角獣王!」

PROJECT R.E.D.第2弾「角醒ハンター オメガホーン」遂に放送開始です。

アバンタイトルでの角獣同士の対決シーンに、キャプテン・オメガホーンが大自然の中を探検する場面など、東映特撮ヒーローで観た事の無い映像が衝撃的でした。

世界観も面白いですね。
現代文明的な鉄橋が出てきたと思ったら、西部開拓時代みたいな村が出てきて、でも、そこには前時代的な服装の人もいれば、現代的な服装の人もいて・・・というかなりチグハグな世界観なのに、何故だか妙にしっくり感じます。

というのも、ジャパニーズゲームにありがちな世界観だからですね。
スクウェア・エニックスのファイナルファンタジーシリーズなんかがわかりやすいですけど、未来的な都市からちょっと出ただけで、前時代的な村があったり、登場人物も近代兵器じゃなくて剣とかナックルとかで戦っている、みたいな。

本当にそういったジャパニーズゲームの雰囲気をそのまま実写化している感じがして、小学生時代にゲームばかりしていた私はかなりトキメキました。
事前情報で「モンスターハンターのような」と言われていた印象以上に、ジャパニーズゲームの世界です。

鎖球のコーザと波斬のギリコの対決シーンも、実にプロモーション的で、角醒器にエゴルギアをセットして、封じ込められた角獣の能力を身に着けて戦う、という一連のシークエンスがわかりやすく描かれており、大満足。

ギリコのキャラクターも良いですね。
ちょっと喋り方が現実離れしているんですが、ニチアサだから・・・というよりもそもそも現実世界じゃないから成立すると言うか、演じている役者さんもよく通る声をしていて、堂々としていて、なんだかアニメの世界からそのまま出てきたみたいな感じになっていて良いですね。
RPGやアクションゲームだったら、主人公の次に使えて、スピード特化で強攻撃もできる仲間キャラクターみたいな感じなんだろうな、と想像がしやすいのも楽しくして良いです。
こういうのを少し古い言葉で「〇〇のやりすぎ」と言うんでしょうけど、オメガホーンに関してはゲームをやりすぎてた人程、ハマると思います。

もう最高です。
新作ゲームをやる余裕は無いけど、実況動画でやった気分になるのも嫌だし・・・という時こそ、TVゲームのようなオメガホーンという番組を観て、ゲームやった気分になるのもアリかもしれません。

そもそも、あんまり特撮ヒーローっぽくないので、特撮ヒーロー番組を「仮面ライダーとかナントカレンジャーみたいなのでしょ?」っていう先入観で遠慮してる新規層も開拓できる気がします。

これはもう特撮ヒーロー番組じゃないですね、特撮番組です。
だって別にヒーローじゃないですもん。角獣バトルしてるだけなんで。

悪の組織もカッコいいです。
前作、ギャバンインフィニティでは明確な悪の組織は無く、物語ラストで登場した犯罪者集団が手を組んだ集団くらいしか出てこなかったので、ちゃんと組織として存在してて良いですね。
前々作のゴジュウジャーのブライダンから、半年間だけなかっただけなのに、すごい久しぶりな気がします。

リーダー格の絶暴のイバルが身に着けている和洋折衷な雰囲気の衣装もカッコいいですね。
今風のソーシャルゲームに登場するキャラクターみたいです。
その組織の中にちゃっかり混じっている鉄壁のレイジの事なんか割とどうでもよくなるくらいインパクトが強かったです。

クライマックスの角獣バトルも面白いですね。
経験値を稼ぐためにハンター村にやってきた、エイルとアルが、偶然すれ違ったシャウトにバトルを挑むという強引な流れではじまるんですが、ポケットモンスターで言うところの、自キャラクターと相手キャラクターがお互いに向きあう形になる、ゲーム中では目が合ったと表現される流れをそのまま実写でやってる感じがして、ゲームあるあるで嬉しいです。

シャウトVSエイル&アルの戦いもチュートリアル的ですよね。
バトル前に名乗らないといけないとか、なんとかルールがあるみたいで、それに炎角が乗っかってくるとか、あまり説明的にならずに、”そういう風”であることを視聴者に教えてくれます。
多分、TVゲームリテラシーみたいなのは必要だと思うんですけど、自分を含めて下の世代はそういうのを肌で体験してきてる世代だと思うので、楽しめると思います。

炎角が変身したエンカクの背中にどこからともなく飛んできたオメガホーン・ファイターが合体して大砲になるところなんかも、何の説明もないですけどインパクトがあってよいです。
必殺技も背中の大砲からビームを出す、なんていうところでこれはこれでポケモンとかモンスターハンターとは違う別のゲームから真似してきてる感じがして、欲張り過ぎですね。

ジャパニーズゲームの世界観で、コロコロコミック的なホビーアニメをやってる感じがして、最高に面白い第壱話でした。なんだか第弐話でギャバンインフィニティの面々も登場するみたいですが、その辺のクロスオーバーも、オメガホーンのインパクトに隠れてしまって、「あぁ、そういえばそうだっけなぁ」という気分になりました。

戦隊終了に引き続いて放送されたギャバンインフィニティが「戦隊と変わらない」とか言われていたのに対して、全然戦隊じゃない感じの新番組をぶつけてきてくれて、いろいろなモヤモヤが吹き飛びました。
最後まで応援したいです。

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