先日、初代ウルトラマンの歴代サントラについて記事を書きましたが、せっかくなので特撮サントラ全体の歴史についても書いてみたいと思います。
目次
はじめに
特撮サントラ。
特撮番組のサウンドトラック。
言い換えると、BGM集です。
劇伴とも言いますね。
特撮番組に限らず、映像作品の劇中で流れたBGMを愛好する人は沢山いて、歌モノほど一般的ではないにせよ、その需要を満たすのがサウンドトラックアルバムです。
現代では、ゴジラ、ウルトラマン、仮面ライダー等、様々な特撮作品のBGMを、CD等の音楽メディアやYoutubeなどのネット配信で楽しむことができますが、ここに至るまでの長い道のりをおさらいしてみましょう。
発端はアニメブーム
当然ですが、もともとは映像作品の音楽を楽しむという文化はありませんでした。
映像作品で使われる音楽の商品化は、もっぱら主題歌や挿入歌ばかりで、たまに映画やドラマのメインテーマが主題歌シングルのB面に収録されるくらい。
この時点では、いつも番組の中で流れている認知度のある音楽くらいのニュアンスで、BGMファンのニーズを捉えた商品化ではなかったと思います。
時は1977年。
TVアニメ「宇宙戦艦ヤマト(1974年)」を再編集した映画「宇宙戦艦ヤマト」の公開に沸き立つ第二次アニメブームの最中、1977年12月25日に発売された「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」のヒットを皮切りに、高年齢層を対象としたアニメ音楽アルバムがリリースされるようになりました。

交響組曲 宇宙戦艦ヤマト
コロムビア
CQ-7001
1977年12月25日発売
当時価格 ¥2,300
「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」はTVアニメ「宇宙戦艦ヤマト」で使用されたBGMをフルオーケストラでアレンジしたもので、TVシリーズ本編で使用された純粋なBGM集というわけではないのですが、作品の材料の一部でしかなかったBGMが単体の商品として成立する事を当時の音楽業界に知らしめた、革新的なアルバムだったんです。
これ以来、レコード会社はこぞってアニメBGMに力を入れるようになったわけです。
「宇宙戦艦ヤマト」の交響組曲に倣って、アニメのBGMを最初からフルオーケストラで作成し、劇中のBGMとして利用する傍ら、音楽アルバムとして発売するようになるなど、アニメ音楽の世界は一変しました。

これは、「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」のヒットを受けて発売された70年代末期のアルバムたちです。
どのアルバムも、組曲や交響組曲と題されており、豪華な印象を受けますし、実際聴き応えもあります。
その後も、80年代に入ってシンセサイザーによるデジタル音楽が普及すると、アニメの劇中BGMをシンセサイザーアレンジしたデジタルトリップというシリーズが企画されたり、映像化されていないマンガ作品のイメージアルバムが発売されたりするなど、音楽面で非常に充実した時代が訪れることになります。
現代だと、アニメのサントラが発売される事自体は一般的になりましたが、BGMのアレンジアルバムまで春倍される作品ってそうそう無いので、アニメ音楽が現代以上に注目されていた事がわかっていただけると思います。
当時は映像ソフトが高価だったので、少ないコストで生産できる音楽ソフトのラインナップを増やしたかった、というのも理由にあるかもしれませんね。
その余波は特撮番組にも影響し、段階的にではありますが、特撮番組のBGMも次第に商品化されるようになります。
1977年~特撮サントラの夜明け~
惑星大戦争(1977年12月17日公開)
国内の特撮作品で、公開と同時期にサントラが発売されたのは、1977年12月公開の映画「惑星大戦争」ではないでしょうか。

惑星大戦争
音楽:津島利章
東宝レコード
DX-4005
1977年12月20日発売
当時価格 ¥1,800
「惑星大戦争」は、当時海外で大ヒットしていた「スター・ウォーズ」が日本で公開される前に「スター・ウォーズ」のような映画を国内で作って公開してしまおうと、東宝がたった2カ月の突貫工事で製作した映画です。
ところどころ面白いところはあるものの、トータルでのデキはイマイチで、現代ではマイナー映画です。
「惑星大戦争」が特別マイナーというわけでもないのですが、東宝と言えばゴジラなので、その陰に隠れてしまうのは致し方ないのですが、印象的なメカニックが登場する「海底軍艦」や、当時の子供たちに恐怖を植え付けた「マタンゴ」に比べれば知名度はイマイチと言えます。
それにしても、「スター・ウォーズ」に対抗して慌てて作った映画のサントラが、国内の特撮作品ではじめて作品公開と同時に発売されたサントラ盤の座を掴んだと思うといろいろと感慨深いものがありますね。
映画音楽らしく、ダイナミックで優雅な曲に、敵キャラクターの怪しげでカッコイイ曲など、聴きごたえのよい曲が多い印象です。
「惑星大戦争」の公開は1977年12月17日で、サントラ盤の発売も公開から3日後の12月20日です。
「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」の発売とほとんど同タイミングなので、ヤマトに便乗してサントラ盤を発売したというよりは、一般ドラマや映画からの流れなのだと思います。
と、いうのも、1976年頃から、「悪魔の手毬唄」や「HOUSE ハウス」、「人間の証明」など、国内映画のBGMもアルバムとして発売されはじめてきていました。
1977年9月25日には「日本の映画音楽 伊福部昭の世界」と称して、ゴジラ他東宝映画のコンピレーションアルバムが発売されていたので、どちらかと言えばこの流れでしょう。
「惑星大戦争」のサントラレコードは現在は廃盤なので、中古レコードショップで根気よく探せば見つかるもしれませんが、現代なら2020年に発売された完全版サントラCD「惑星大戦争 オリジナル・サウンドトラック」で、その音楽を楽しむことができます。
1978年~続々登場、TV番組の特撮サントラ~
宇宙からのメッセージ(1978年4月29日公開)
東宝が「スター・ウォーズ」を目指して製作した「惑星大戦争」に1歩遅れて、東映も同じく「スター・ウォーズ」を目指して、映画「宇宙からのメッセージ」を公開しました。
この映画でもサントラ盤が発売。
映画公開の4日前にリリースされており、音楽を聴いてから観に来てね、という意気込みを感じます。

交響組曲 宇宙からのメッセージ
音楽:森岡賢一郎
コロムビア
CQ-7004
1978年4月25日発売
当時価格 ¥2,300
日本のスター・ウォーズを目指しながら、全く異なる東宝独自の作風で仕上がった「惑星大戦争」に対して、「宇宙からのメッセージ」は、日本人の感性でスター・ウォーズを作った場合の最適解という空気感満載の内容に仕上がっています。
「スター・ウォーズ」に迫る事もなく微妙な評価で終わってしまった「惑星大戦争」とはうってかわって、割と善戦し、日本国内の知名度こそイマイチですが、海外では割と記憶に残る映画の地位を確立しています。BGMも、オーケストラやダンスミュージック等バラエティに富んでおり、聴きごたえのあるアルバムだと思います。
この「組曲 宇宙からのメッセージ」は、中古レコードショップでもたまに見かけるので、私も購入して所有しています。中古価格もそこまで高くはないですが、同じ内容なら2004年にコロムビアが企画したANIMEX1200シリーズ版のCDを購入することでも楽しむことができます。
1978年になると、今度はTVシリーズの特撮番組のサントラも発売されるようになります。
スターウルフ(1978年4月9日~1978年10月8日放送、全24話)
円谷プロ製作の特撮TV番組「スターウルフ」のサントラ盤が、7月1日に発売されました。

スターウルフ オリジナル・サウンドトラック
音楽:前田憲男
コロムビア
CQ-7007
1978年7月1日発売
当時価格 ¥2,300
おそらくこれが、現行TV放送中の特撮番組ではじめて発売されたサントラ盤です。
「放送が終わった後で人気だから出した」のではなく、放送中の商品ラインナップというのがミソです。
BGMを現行商品としてリリースする体制が整ってきたと言えます。
オリジナルサウンドトラックと題されていますが、純粋なBGM集ではなく、複数の曲を繋げたり、曲と曲の間にロケットエンジンやレーザー光線のSEを挟んで物語性を含んだ組曲形式となっています。
番組自体は高年齢層にも低年齢層のどちらにもウケず、イマイチな評価で終わってしまいましたが、このアルバムは宇宙的な広がりを見せるサウンドと、人間の愛を歌うメロディが共存する聴き応えバツグンの名盤です。
この「スターウルフ オリジナル・サウンドトラック」は、中古レコードショップでもたまにしか見かけません。私も1回見たきりで、買わないでいたら次に行ったときには無くなっていました。
ANIMEX1200シリーズ版を持っていたのですが、持っているだけで1回聴いただけだったので、良さをわかっていませんでした。勿体ない事をしました。
2014年に未収録曲を補完した「スターウルフ MUSIC COLLECTION」も発売されましたが、こちらは結構高騰していますね。
スパイダーマン(1978年5月17日~1979年3月14日放送、全41話)
続いて8月には、東映製作の特撮番組「スパイダーマン」のサントラ盤が発売。
ネットミームで皆さんご存じの東映版スパイダーマンです。

エキセントリック サウンド オブ スパイダーマン
音楽:渡辺宙明
コロムビア
CQ-7010
1978年8月1日発売
当時価格 ¥2,300
これもスターウルフ同様、組曲形式で製作されています。
東映特撮や東映アニメーションで製作された数々のTVヒーローの音楽を作り続けてきた、渡辺宙明氏の初めてのBGMアルバムです。
主題歌アレンジのBGMから「デン・デデーン♪」と始まるパンチの効いた掴みでそのまま最後まで聴けちゃうノリのいいアルバムです。
同じ組曲形式でも、スターウルフとはちょっと違ったテイストですね。
2001年に発売されたCD版ではありますが、youtubeで全曲聴くことができます。
丁度、1曲目から8曲目がアルバムに収録されている部分なので、雰囲気を楽しむ事はできると思います。
作品人気と同時にレコードの人気も高く、中古レコードショップでも高額で、なかなか手が出ないので、CD版で楽しむ事をオススメします。
恐竜戦隊コセイドン(1978年7月7日~1979年6月29日放送、全52話)
1978年8月25日には、円谷プロ製作の特撮番組「恐竜戦隊コセイドン」から、「マーチ組曲 恐竜戦隊コセイドン」が発売。

マーチ組曲 恐竜戦隊コセイドン
音楽:横山菁児
コロムビア
CQ-7013
1978年8月25日発売
当時価格 ¥2,300
「恐竜戦隊コセイドン」は、「恐竜探検隊ボーンフリー」、「恐竜大戦争アイゼンボーグ」に続く円谷恐竜三部作の第3弾。音楽は、1978年5月に発売した「交響組曲 宇宙海賊キャプテンハーロック」の横山菁児氏が担当しています。
サンダーバードプラモデルの箱絵のようなメカニック大活躍のジャケットイラストにワクワクしますが、全体的な曲調は牧歌的な軽い印象。パーカッションのノリは良いですが、キャプテンハーロックのような広がりは感じません。
特撮ヒーローっぽいカッコイイ音楽を想像するとちょっと拍子抜けですが、朝聴くと気持ちよさそうです。
このアルバムも、youtubeで聴くことができます。
「音楽を聴くぞ~」と意気込んで聴くとちょっとイマイチですが、BGMとして聴くと丁度いい不思議な魅力を放つアルバムだと思いました。
1978年は、現行放送中のTV番組を毎週追いかけ、次回の放送を楽しみに待ちながらサントラを聴く、という新しいオタ活スタイルが生まれた時代とも言えるでしょう。
その頃、ゴジラシリーズは・・・
現行作品のサントラが発売される傍ら、ゴジラシリーズからは、1954年の「ゴジラ」から1975年の「メカゴジラの逆襲」までの15作品の中から一部の曲をピックアップしてまとめた総集編的なアルバムをリリース。

ゴジラ オリジナル・サウンドトラック
音楽:伊福部昭、佐藤勝
東宝レコード
AX-8100
1978年2月25日発売
当時価格 ¥2,200
このアルバムがヒットしたため、4か月後には第2弾も発売されています。

ゴジラ2 オリジナル・サウンドトラック
音楽:伊福部昭、佐藤勝、真鍋理一郎
東宝レコード
AX-8112
1978年6月25日発売
当時価格 ¥2,200
丁度、ゴジラシリーズが途絶えていた時期だったので、ファンには嬉しいアルバムだったのではないでしょうか。
その他、東宝レコードから「SF映画の世界 FANTASY WORLD OF JAPANESE PICTURES」と称して、歴代東宝特撮映画のBGMを収録したオムニバスアルバムが6枚発売されています。
1978年に発売されたその他のサントラ
映画「火の鳥」オリジナルサウンドトラック盤(発売日不明)
宇宙大戦争 1978年2月25日(1978年6月発売の説もあり)
SF映画の世界 FANTASY WORLD OF JAPANESE PICTURES PART 1 1978年5月25日
SF映画の世界 FANTASY WORLD OF JAPANESE PICTURES PART 2(発売日不明)
SF映画の世界 FANTASY WORLD OF JAPANESE PICTURES PART 3(発売日不明)
SF映画の世界 FANTASY WORLD OF JAPANESE PICTURES PART 4(発売日不明)
ウルトラマン大百科!シリーズ第2弾 サウンド・ウルトラマン 1978年6月21日(BGM一部収録)
SF特撮TV映画 マイティ・ジャック オリジナル・サウンドトラック盤 1978年9月21日(BGM一部収録)
ウルトラマン大百科!シリーズ第4弾 サウンドウルトラマン パートII 1978年10月21日(BGM一部収録)
SF映画の世界 FANTASY WORLD OF JAPANESE PICTURES PART 5 1978年10月25日
SF映画の世界 FANTASY WORLD OF JAPANESE PICTURES PART 6(発売日不明)
1978年は東宝レコードから発売された映画音楽のオムニバスが多い傾向にあります。
ウルトラシリーズも様子見をするような形で、歌モノのアルバムにBGMを数曲収録してリリース。
マイティジャックもドラマ編の中にBGMをオマケ収録する形式になっており、純粋にBGMだけを楽しむ事ができる状況には至っていません。
そんな中で異彩を放つのは、1978年時点で10年近く過去の作品にあたる「宇宙大戦争」のサントラです。
このアルバムだけは、「惑星大戦争」や「宇宙からのメッセージ」同様の純粋なBGM集としてリリースされており、旧作からリリースされた初めてのBGM集であると言えます。
このタイミングで旧作である「宇宙大戦争」のアルバムが発売されたのは、「スター・ウォーズ」の影響によるSFブームの一環であるとされ、リバイバル上映の予定もあったようなのですが、実際に上映されたのは1957年の映画「地球防衛軍」でした。
1979年~到来、特撮ヒーローサントラ時代~
1979年は、来たる80年代に向けてゆるやかに変化する大きな年だったと思っています。
西暦は人間が勝手に作ったもので、それが79から80に変わったからと言ってスグに何かが変わるわけではないのですが、こと特撮やアニメに関しては、1979年から1980年の1年で、かなりキレイに時代が変わったような気がします。
バトルフィーバーJ(1979年2月3日~1980年1月26日放送、全52話)
スーパー戦隊シリーズ第3作目ではじめてサントラ盤が発売。
世界各国から集められた5人の若者が、踊って戦うヒーローということで、ダンスミュージック的な要素を取り入れたアルバムです。
ヒーローのテーマも、悪のテーマも、とにかくノリがよく、ズンズンと次第に盛り上がっていく曲が多いです。
朝焼けのようなイントロではじまり、大団円で高らかに締める構成もよい感じです。

組曲 バトルフィーバーJ
音楽:渡辺宙明
コロムビア
CQ-7019
1979年5月1日発売
当時価格 ¥2,300
音楽だけで聴くと、ヒーロー物の音楽としてはちょっと今一歩に感じますが、本編でかなり効果的に選曲されており、本編を観ながら聴けば相乗効果で楽しめる名盤だと言えます。
スーパー戦隊シリーズのサントラは、つい最近Youtubeでも配信されるようになり、その中にバトルフィーバーJもあります。
組曲版のサントラではありませんが、リストの2曲目から12曲目までを通しで聴けば、組曲版と同じ雰囲気を味わえるはずです。
どうせなら、公式チャンネルから配信されている第1話、第2話を観て、本編でどんな風に使われているかを実際に確認してみるのもよいかと思います。
本編を観てから音楽を聴くと、バトルフィーバー隊のオトナの余裕を秘めたカッコイイ活躍が目に浮かんでくるのではないでしょうか?
ザ★ウルトラマン(1979年4月4日~1980年3月26日、全50話)
特撮というにはちょっと毛色が違うかもしれませんが、1979年にはウルトラマンシリーズが「ウルトラマンレオ」の終了から4年振りにアニメで放送されました。
その名も「ザ★ウルトラマン」。
アニメという特異な立ち位置のせいか、怪獣図鑑では端折られがちな作品ですが、昨今では実写作品にもゲスト出演する事も多々あり、ファンの間では他のウルトラシリーズ同様に正史として扱われています。
アニメだけど限りなく特撮に近い仲間として受け入れられているわけです。
現代で言うところの、「SSSS.GRIDMAN」や「SSSS.DYNAZENON」みたいなものです。
もっとこういう作品が増えればアニメと特撮の垣根が消えて良いと思うんですけどね。
そんな「ザ★ウルトラマン」で製作されたBGMをまとめたアルバムが「組曲 ザ★ウルトマン」。
なんと、ウルトラシリーズ初の海外録音(ロサンゼルス)が行われており、それもまた話題だと言えます。
当時のアニメブームと、組曲サントラブームの相乗効果でいい感じに波に乗れたのではないでしょうか?

組曲 ザ★ウルトラマン
音楽:宮内国郎
コロムビア
CQ-7020
1979年5月1日発売
当時価格 ¥2,300
ジャケットイラストがすごいシンプルで、見た感じつまらく感じますが、劇中での使用頻度が高い曲が多く収録されており、曲構成のバランス感も良く、アクション曲や日常パートの曲の移り替わりもとても自然です。
これまで発売された組曲アルバムのような派手さは無いですが、TVで観ているザ★ウルトラマンの世界観や雰囲気を感じられる名盤と言えます。
組曲アルバムは、アルバムとして聴く分には確かに良いんですが、劇中で流れている曲を聴くという意味では、音楽に振り切りすぎていてイマイチ本編と乖離してしまっている感があったので、組曲ザ★ウルトラマンは本当に良い仕上がり方をしていると思います。
難点を言うとすれば、音楽に被さっているSEでしょうか。
怪獣の鳴き声や光線技の音が入っていて臨場感があるんですが、ウルトラマンの声がジョーニアスではなくて初代ウルトラマンなんです。そこだけ勿体無いですね。
ウルトラマンシリーズのBGMも、一部の作品はYoutubeで配信されているので聴くことができます。
これは2006年に発売されたCD「ウルトラサウンド殿堂シリーズ」の中の1枚なので、組曲ではないんですが、2曲目から9曲目までが組曲と同じ構成なので、そこだけ聴けば一応雰囲気は味わえると思います。
この「ウルトラサウンド殿堂シリーズ」版は、レコード時代に被せられていたSEがオミットされ、純粋な音楽で聴くことができるので、わざわざ組曲版を購入するよりはこっちで聴いた方が良いかもしれません。
メガロマン(1979年5月7日~1979年12月24日放送、全31話)
東宝が製作した「メガロマン」では、横山菁児氏が登板。
これまでの特撮サントラは、大迫力のイラストを使用したジャケットでしたが、メガロマンは白地に青色の線が走る背景に、番組タイトルとメガロマンのバストアップ写真がワンポイントで光るデザイン性に溢れた異色なものに仕上がっています。
躍動感のあるジャケットイラストの中で、唯一”静”の雰囲気で作られたメガロマンのジャケットはレコードショップやカタログの中で一際目を惹いたのではないでしょうか?

組曲 メガロマン
音楽:横山菁児
コロムビア
CQ-7022
1979年6月25日発売
当時価格 ¥2,300
メガロマンと言えば、拳法で怪獣をバシバシ叩きのめす戦い方が印象的ですが、そんなイメージとはうってかわって、サントラは開幕からバイオリンの重厚な演奏からはじまる高貴な雰囲気です。
ところどころ血の滾るようなかっこいいアクション曲もあるんですが、全体的にはアダルトでムーディな曲が多いです。
メガロマンらしくは無いんですが、音楽アルバムとしてはなかなか及第点。
それが災いしてか、本編ではやむなく他作品(イナズマン)のBGMを流用してしのぐ場面も多かったようです。
仮面ライダー(スカイライダー)(1979年10月5日~1980年10月10日放送、全54話)
ウルトラマンシリーズから半年遅れで仮面ライダーも遂にTVに復活。
ストロンガー終了から4年ぶりに現れたのは、大空を飛ぶ改造人間スカイライダーです。
番組名は「仮面ライダー」なんですが、初代仮面ライダーと区別するため、一般的にスカイライダーと呼ばれています。
このスカイライダーも、組曲サントラブームに乗って、組曲形式のサントラを発売したんですが、これまでのサントラに負けず劣らずの、いえ、それ以上のデキだと言えます。
なんとこの「組曲 仮面ライダー」は43曲ものBGM(主題歌と副主題歌を含めると45曲)が収録されており、他の組曲サントラとは明らかに曲数で差を付けています。
この43曲という数字がどれくらい凄いのか、他のサントラの収録曲数を例に出して比較してみましょう。
「エキセントリック サウンド オブ スパイダーマン」 22曲
「組曲 ザ★ウルトラマン」 28曲
「組曲メガロマン」 33曲
過去に自分が数えたことのあるアルバムの数字しか出していないので、もしかしたら「スターウルフ」や「コセイドン」が43曲以上収録している可能性もありますが、曲数最多のメガロマンよりも10曲も多く収録されています。(組曲形式なので、どこで曲を区切るかという感覚的な部分もあるので正確ではありませんが)
では、どうして「組曲 仮面ライダー」はこんなにも沢山の曲を収録することができたのか?という話になるんですが、そのためにはまず組曲サントラという商品の構造上の問題について説明する必要があります。
組曲サントラは音楽性を高めるため、一曲あたりの演奏時間が長いです。
それは聴きごたえがあって、良い事でもあります。
しかし、30分の放送枠の中で次から次に場面が切り替わっていくTV番組の映像に当てはめようとすると、どうしても画と音の尺が合わない問題が生まれます。
組曲に収録する分しか曲が無ければ、他作品からBGMを流用することもありますし、アルバムに収録しない形で最初から使いやすい短い曲を別に用意する等で対処していました。
BGMの音楽性を高めて商品として売れるようにしたことで、却って映像に乗せるBGMとして適さなくなってしまったというわけです。
しかし、この「組曲 仮面ライダー」に収録されている曲は、これまでの仮面ライダー音楽と同じ様に一曲あたりが短く、また演奏時間が長い曲でも途中で曲調が変わるので、映像に落とし込む際に編集で使いたい部分だけ切り取って使えるようになっているんです。
それが本編での使いやすさとアルバムにした時の曲数の多さに繋がっているんだと考えています。
それはともかく、ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊の3大特撮ヒーローのBGMが、サントラアルバムとして同時に楽しむことができた1979年はものすごい年でした。

組曲 仮面ライダー
音楽:菊池俊輔
コロムビア
CQ-7037
1979年12月25日発売
当時価格 ¥2,300
「組曲 仮面ライダー」のジャケットには本編のアイキャッチイラストが使用されています。
黒バックに、愛車スカイターボのライダーブレイクでガラスを突き破るスカイライダーの姿が描かれており、クールなカッコよさと、ダイナミックさが両立した秀逸な仕上がりです。
スカイライダーはバイクにまたがっているだけの動きが少ない絵ですが、周囲に飛び散るガラスの破片が描き込まれる事で躍動感が生まれるという、面白い絵ですね。
この「組曲 仮面ライダー」は、Youtubeで配信もされています。
内容は、1998年にCD化された際に、劇場版用のBGMを追加収録した時のものになっています。
バトルフィーバーJ同様、公式配信の第1話、第2話を観て、実際の使われ方を観てみると面白いかもしれません。
その頃ウルトラマンは・・・
TV特撮が着実に現行作品のサントラをリリースする最中。ウルトラマンシリーズは、「サウンド ウルトラマンパートⅡ」や「ウルトラ怪獣大百科」など、BGMをオマケ収録した歌モノのアルバムを経て、遂にBGM単体のサントラアルバムをリリース。

ウルトラオリジナルBGMシリーズ①
ウルトラQ/ウルトラマン
宮内國郎の世界
キングレコード
SKK(H)-2127
1979年3月21日発売
当時価格 ¥1,800
「ウルトラセブン」のサントラも同時発売し、4月21日は「帰ってきたウルトラマン」と「ウルトラマンA」、5月5日には「ウルトラマンタロウ」と「ウルトラマンレオ」と順調にリリースされていきました。
興味深いのは6月21日発売の「キャプテン・ウルトラ」です。
本来ならウルトラシリーズでは無い、東映の特撮ドラマなのですが、1966年のウルトラマン放送終了後、次回作(ウルトラセブン)を製作するための時間を確保する目的で、”ウルトラ”の名前を冠する番組として製作された経緯があり、直撃世代にとってはれっきとしたウルトラシリーズの一員というわけです。
ウルトラセブンの2枚目のアルバムを発売するにあたって相方となるもう一枚を用意するための策だったのだと考えるのが自然ですが、ちょっと嬉しいですね。
ここで発売されたウルトラオリジナルBGMシリーズは、過去の人気作品のサントラ盤という立ち位置ではあるんですが、同年3月17日は、再編集映画である「実相寺昭雄監督作品ウルトラマン」と新作映画「ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団」が公開。
その後、7月21日には再び再編集映画「ウルトラマン怪獣大決戦」と、立て続けに映画公開がされていたのですが、その中で過去作のBGMが使用されていたので、最新映画のBGMとしても楽しむことができたのではないかと言えます。
1979年に発売されたその他のサントラ
ウルトラ・オリジナルBGMシリーズ② ウルトラセブン <冬木透の世界> 1979年3月21日
ウルトラ・オリジナルBGMシリーズ③ 帰ってきたウルトラマン <冬木透の世界➁> 1979年4月21日
ウルトラ・オリジナルBGMシリーズ④ ウルトラマンA <冬木透の世界➂> 1979年4月21日
ウルトラ・オリジナルBGMシリーズ⑤ ウルトラマンタロウ <日暮雅信の世界> 1979年5月5日
ウルトラ・オリジナルBGMシリーズ⑥ ウルトラマンレオ <冬木透の世界➃> 1979年5月5日
ウルトラ・オリジナルBGMシリーズ⑦ キャプテン・ウルトラ 1979年6月21日
ウルトラ・オリジナルBGMシリーズ⑧ ウルトラセブン パートII <冬木透の世界➄> 1979年6月21日
ゴジラ3 オリジナル・サウンドトラック 1979年7月25日
テレビ・オリジナルBGMコレクション 冬木透作品集 1979年8月25日
1979年はウルトラシリーズの独壇場だと言えます。
1980年~組曲サントラの終わり、特撮サントラの陰り~
趣向を凝らしたサントラが相次いだ1979年。
しかし、その翌年の1980年になると、特撮サントラの風向きが少し変わってきます。
と、言うのも、前年まで組曲形式で製作されていたサントラが、この年から純粋なBGM集に切り替わるからです。
おそらくですが、サントラの需要がある事がわかってきたので、わざわざ組曲なんて大層なものにしなくても案外良かったんじゃないかと、そういう風に認識が変わったんじゃないでしょうか。
組曲にすると、確かにアルバムとしての統一感や完成度は上がるんですが、TV本編に使いづらい弊害もあることは前述の通りなので、ちゃんと映像に合わせやすい音楽を作って、それをそのまま商品化した方が、製作側にとってもファンにとってもよかったと思います。
ウルトラマン80(1980年4月2日~1981年月25日放送、全50話)
ウルトラシリーズは、「ザ★ウルトラマン」の好評を受けて、再び実写作品で製作されました。
それが、ウルトラシリーズ第9作「ウルトラマン80(エイティ)」です。
機敏に動くウルトラマン、リアルな造形の怪獣、長年の経験で培われた高度な特撮技術で描かれる物語は、まさに新時代のウルトラに相応しいデキでした。
クオリティの高さは音楽面でも発揮されていたと思います。
というのも、「ウルトラマン80」の音楽ってそれまでのウルトラシリーズと迫力が違うように感じるからです。
音楽を担当しているのは、これまでウルトラシリーズ4作品(セブン、帰マン、A、レオ)に音楽を提供してきた冬木透氏なのですが、BGMの雰囲気が明らかにこれまでのシリーズと異なります。
冬木氏の音楽は、同じウルトラシリーズでありながら、作品のコンセプト毎に明確にBGMの方向性を毎回変えている印象がありますが、80に関しては音の奥行きや広がりが深く、言葉で表すと”青空”と言いたくなるほど透き通った音が多いんです。
また、それと同時に怪獣や悪のテーマは、純粋な恐怖を感じさせるものではなく、ジメジメ・ドロドロ・グチャグチャとした雰囲気の曲が多く、人間の負の感情(マイネスエネルギー)によって怪獣が誕生するという劇中設定に準じた音作りがされていると感じ、非常にポイントが高いです。
個人的に音楽のコンセプトはセンチメンタルな曲が多い「ウルトラマンレオ」が好きなんですが、好き嫌い無く評価すれば、80の音楽はとても聴きごたえがあると思っています。

ウルトラマン80 テーマ音楽集
音楽:冬木透
コロムビア
CQ-7046
1980年6月10日発売
当時価格 ¥2,300
「ウルトラマン80」からは、テーマ音楽集という形で、主要なBGMをまとめたアルバムが発売されました。腕をL字に組んで、サクシウム光線の発射ポーズを決める80のバストアップに、ED映像でも印象的な雲上の空を背景にしたジャケットです。
低年齢層にもわかりやすい画作りになっていると思います。
このアルバムには主題歌の「ウルトラマン80」や、EDテーマ「レッツ・ゴー・UGM」、最終回でEDとして使用された「心を燃やすあいつ-矢的 猛の歌-」などボーカル曲も収録されており、シングルレコードの上位互換としての役目も果たしています。
電子戦隊デンジマン(1980年2月2日~1981年1月31日放送、全51話)
前作「バトルフィーバーJ」に引き続き、スーパー戦隊シリーズ第4作「電子戦隊デンジマン」でもサントラアルバムが発売されました。
と言っても、このアルバムはTV放送で毎週のように流れていたBGMではなく、夏に公開された劇場版用の新録BGMが収録されるという内容だったので、聴き馴染んだ曲を期待していた多くのファンにとっては拍子抜けだったようです。
デンジマン5人が並んだジャケ画はとてもかっこいいだけにチョット残念です。
ところどころかっこいい曲もあり、決して悪くは無いんですが、耳に馴染んだ曲ではないので、勿体ないコンセプトだったと思います。

電子戦隊デンジマン テーマ音楽集
音楽:渡辺宙明
コロムビア
CQ-7054
1980年8月25日発売
当時価格 ¥2,300
このテーマ音楽集に収録された曲は、後々TV放送でも使用されるようになるのですが、使用頻度はそれほどでもなく、印象的なBGMに昇華することはありませんでした。
後番組の「太陽戦隊サンバルカン」や「大戦隊ゴーグルファイブ」では、最終回の強敵との戦いで本アルバムの収録曲が選曲されることがあり、さながらTVゲームのラストバトルでだけ流れる特別BGMのような扱いをされていたので、いつもと違う曲を流したい「ここぞ!」という場面では重宝されていたように感じます。
どちらかと言うと、デンジマン本編よりも後続のシリーズの方が上手く使われていたのではないかと。
このテーマ音楽集自体はYoutubeで配信されていませんが、90年代に発売されたアルバム「電子戦隊デンジマン MUSIC COLLECTION」の中に収録されているので、音楽は聴くことができます。
このリストの17番から26番までを通しで聴けば、テーマ音楽集の順番にはなるんですが、最初にOPテーマの「ああ電子戦隊デンジマン」をフルサイズで、最後にEDテーマの「デンジマンにまかせろ!」を聴くことで実際のレコードと同じ内容になります。
Xボンバー(1980年10月4日~1981年3月28日放送、全25話)
1980年には、少し変わった特撮番組も放送していました。
それが、全編、人形劇で製作された「Xボンバー」です。
人形劇で特撮というと、イギリスの「サンダーバード」が一般的かと思いますが、この「Xボンバー」は主人公たちが巨大ロボットを操縦して戦うという、アニメ的な内容です。
主役の巨大ロボット、ビッグダイエックスは、3機の宇宙船が一つになることで完成する合体ロボです。
この時点で合体ロボは既にアニメではポピュラーな存在になっており、劇中同様に合体遊びが楽しめる玩具は大人気商品でしたが、実写特撮ではまだまだ発展途上の代物で、1977年放送の「小さなスーパーマン ガンバロン」に登場するダイバロンがありましたが、映像が切り替わると全く違う形状に変わっているというアニメ的な変形合体をしており、合体前後で整合性のある姿はしていませんでした。
実写特撮で合体前後の形状に整合性のあるロボは、「Xボンバー」の翌年に放送されるスーパー戦隊シリーズ「太陽戦隊サンバルカン」以降で発展していくことになるので、ビッグダイエックスは戦隊ロボよりも一足先に実写合体ロボの座を掴んだメカと言えます。
しかし、この「Xボンバー」は、「電子戦隊デンジマン」の裏番組だったこともあり、半年で放送が終了してしまいました。

組曲 Xボンバー
音楽:BOWWOW
SMS RECORDS
SM25-5066
1980年11月21日発売
当時価格 ¥2,500
さて、半年で終了してしまった「Xボンバー」ですが、この番組からは組曲形式でサントラ盤が発売されていました。
これまでの特撮サントラとは違って、「組曲 Xボンバー」はロック主体のイカした音楽がメインで、アルバム全体にとてもスピード感があります。
途中、爆発やビームのSEが入りますが、これも曲の一部なんじゃないかと思うくらいの一体感を醸し出しており、気分がアガります。
実を言うと、私はまだ「Xボンバー」本編を観た事がないのですが、どうやら組曲に収録されている曲は劇中での使用頻度が少ないらしいです。
組曲サントラ特有の本編で使いづらい問題でしょうか?いつの日か「Xボンバー」を観るときに確認してみたいですね。
なんと、「組曲 Xボンバー」はYoutubeで聴くことができます。
「Xボンバー」本編はバンダイチャンネルに入会しないと観ることができないのですが、音楽は結構良いと思うので、暇な時に聴いてみてください。めちゃカッコイイです!!
そういえば仮面ライダーは・・・?
皆さん、何か忘れていないでしょうか?
そう、仮面ライダーです。
ウルトラマンもスーパー戦隊もアルバムが発売されているのに、仮面ライダーのサントラがありません。
1980年には、仮面ライダーシリーズ第7作「仮面ライダースーパー1」が放送されているのですが、スーパー1のサントラは発売していないんです。
なにかあったんでしょうか?
しかも、ウルトラシリーズはこの時点で過去作Q~レオまでのサントラが発売されているのに、仮面ライダーシリーズはまだ過去作のサントラが発売されていません。
スカイライダーの劇中で過去作のBGMが使用されているので、音楽テープが見つからなかったとか、そういうわけではありません。
まだこの時点では、仮面ライダーシリーズの過去作BGMに対する需要が無かったのかもしれませんね。
1980年に発売されたその他のサントラ
オリジナルBGMシリーズ⑨ 仮面の忍者赤影 1980年1月21日
テレビ・オリジナルBGMコレクション 人造人間キカイダー/キカイダー01 1980年2月25日
1980年にもなると、東映の特撮作品からも単独アルバムがリリースされるようになります。
(キカイダーはキカイダー01との同時収録ですが)
さいごに
最後まで読んでくれてありがとうございます。
面倒臭くなって途中で帰ってしまった人も、とりあえずページを開いてくれてありがとうございます。
気になるところだけ読んでくれた人もありがとうございます。
いい加減な事ばかり書いてすみません。
最近、初心者に観て欲しい作品三選みたいな記事ばかり書いてて、コアな話もしたくなって、「特撮BGMの話したいな~」と思いつきで書き始めたんですが、大変でした。
当然ですが知ってる事より知らない事の方が多かったし、不確かな情報も多いし、長々と話すとややこしくなりそうだから、いろいろ端折っちゃったところもあるし、そもそも当時生まれておらず肌感覚もクソも無いのでネットで調べて出てくる情報だけで書いてしまっているので、ホントよくない記事だと思います。
アニメBGMの商品化の話をすると、絶対話題に上がるのが、「宇宙戦艦ヤマト」じゃなくて「ジャングル大帝」だろとか「冒険コロボックル」だろとか、そういうどれが一番最初なのかという話です。
いろいろ言い分はあると思いますが、この記事は特撮サントラの歴史なので、それらが商品化される流れを作ったきっかけとして「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」が始祖であると推しています。
でも、ヤマトに触発されてサントラを出したのは「宇宙からのメッセージ」であって、その半年前の「惑星大戦争」は東宝映画のコンピレーションアルバムからの流れじゃないかなぁ、と思ったり。
調べれば調べるほど、新しい知識が増えて、余計わからなくなったり不確かになったりしました。
でも、情報の正確性よりも、こういう風に情報が時系列でまとまっていたらいいよなぁ、という思いで書きました。
また気が向いたら、80年代編、90年代編・・・と続きも書くつもりでいますが、今回みたいに特撮BGMの話をしたいなぁ、って思っている人や興味のある人のところに届いてくれたらいいなぁ、と切に願っています。
人によっては映像作品のBGMにそもそも興味が無かったり、気にした事も無い人もいるかもしれませんが、深堀していくと面白いので、ちょっと耳を傾けてみるのも楽しいと思います。
参考資料
『空想特撮シリーズウルトラマン大全集』講談社刊
『仮面ライダー怪人大全集』講談社刊
『仮面ライダーBGM大全集(下)』ライナーノーツ
『円谷 THE COMPLETE』角川書店刊
『エキセントリック サウンド オブ スパイダーマン』ライナーノーツ
『東映スーパー戦隊大全』双葉社刊
『ANIMEX1200シリーズ35 組曲 仮面ライダー』ライナーノーツ
『ANIMEX1200シリーズ39 組曲 バトルフィーバーJ』ブックレット
『ANIMEX1200シリーズ40 電子戦隊デンジマン テーマ音楽集』ライナーノーツ
『ANIMEX1200シリーズ58 スターウルフ オリジナルサウンドトラック』ライナーノーツ
『ANIMEX1200シリーズ60 組曲 メガロマン』ブックレット
『ウルトラサウンド殿堂シリーズ ザ★ウルトラマン オリジナル・サウンドトラック』ライナーノーツ
『ウルトラサウンド殿堂シリーズ ウルトラマン80 オリジナル・サウンドトラック』ライナーノーツ
『渡辺宙明大全』辰巳出版刊
『Wikipedia』
『WEBアニメスタイル サントラ千夜一夜』
『VGMdb』

