ウルトラマンガイア #02「勇者立つ」感想

ウルトラマンガイア #02「勇者立つ」感想

毎日特撮健康生活!!

今日は「ウルトラマンガイア」の第2話を観ていきます。

第2話「勇者立つ」

本放送は1998年9月12日です。

あらすじ

ウルトラマンガイアはコッヴを撃退。
ガイアと一体化した我夢は、遂に訪れた災厄と戦うため、XIGへの入隊を志願する。
しかしその頃、東京では、コッヴの消滅した地点に新たなる怪獣、マグマ怪地底獣ギールが出現した!!

ガイア対コッヴ

第1話のラストが、ガイア登場直後だったので、第2話はいきなりウルトラマンと怪獣の戦闘シーンからはじまります。第2話でお預けを喰らった分、テンション爆上がりなのかもしれませんが、前回のあらすじも無くいきなり戦闘シーンなので、気持ちの持っていき方に迷いますね。

はじめての戦いで、最初はガイアも押され気味なのですが、我夢が覚悟を決めた途端にBGMが変わって、コッヴを圧倒しはじめるところが、実にウルトラマンらしくてよいですね。
ウルトラマンはBGMで戦闘の優劣が決まりますからね。
しかし、コッヴも負けておらず、パワーでガイアを追い詰めます。

そして、ガイアは粒子加速機の中で見た必殺技を発動してコッヴを撃退。
フォトンエッジという、頭から光線を発射するタイプの技で、従来のスペシウム光線や、ワイドショットのような、腕を十字に組んだりL字に組んだりするタイプの技ではないところが新鮮ですね。
頭から光線を出すと言えば、セブンのエメリウム光線が系統的には近いんでしょうけど、演出が派手過ぎて毛色が違うように感じます。

ウルトラマンガイアは、青系統の色が入ったティガやダイナに比べると、従来のウルトラマンらしい銀と赤のツートンでしたが、必殺技は過去のパターンから外れているんですね。

当時の自分には、一回しゃがみこんでから頭を前に突き出す動作が、どうも受け付けなくて、ヘンな技に見えてしまいましたが。

エリアルベース

堤チーフと石室コマンダーの計らいで、我夢はエリアルベースの中を案内されます。
これが視聴者に対しての、エリアルベースやXIGの説明も兼ねているんですが、出てくる登場人物一人一人の我夢に対するリアクションは実に千差万別。
割と好意的な堤チーフに、我夢の能力を認めている石室コマンダー。
リパルサーリフトの開発者だとしても、我夢を一般人として邪見に扱う梶尾リーダーに対して、開発者だからこそアドバイスを好意的に受け取ろうとする米田リーダー・・・など、ステレオタイプというか段取り的に流さないところが面白いです。

地盤のしっかりした人物相関だと言えるんですが、それが却って子供心に複雑に感じていたのは確かです。
従来の防衛チームのように、戦闘機も戦車も潜水艇も操縦できる・・・みたいな荒唐無稽な設定にリアリティを出そうとすると、指令室から指示を出す人物や、戦闘指揮官、戦闘機チーム、戦車チームみたいに階層構造を形成せざるを得ないわけですが、リアリティを出しすぎるのも考え物ですね。

我夢とウルトラマンガイアの関係性

これまでのウルトラマンは、地球人に憑依しているタイプ(初代マン、ジャックなど)や、ウルトラマンが地球人に変身しているタイプ(セブン、80など)とありました。

劇中の描写を見ると、ガイアは憑依型で、我夢の中にいるらしいのですが、人の言葉を話さずにテレパシーのようなもので我夢に語り掛けています。

昨今のニュージェネレーションシリーズでは、ウルトラマンと変身者がインナースペースで会話して、お互いに成長していく形式が取り入れられましたが、ガイアと我夢の関係性はどのように描かれていくんでしょうか?

マグマ怪地底獣ギール

コッヴに比べると地味で、従来の怪獣然としています。
というのも、コッヴは地球外から何者かによって送り込まれた生物兵器(後に根源的破滅招来体と呼ばれるようになります)であるのに対して、ギールは地球に住んでいる純粋な生物だからです。

劇中では、コッヴの持っている副次的な能力で目覚めた事になっています。
宇宙怪獣と地球怪獣の差異を、デザイン、設定、物語の三段階で描いていると言えます。

劇中では、バイソンの火器に怯むも、腹部のマグマ弾で街を焼き払う恐ろしい特徴を見せました。

ガイア対ギール

第2話は冒頭にコッヴ戦があるおかげで、1回のエピソードの中で2回もウルトラマンの活躍が見られます。私個人としては、2話で2回見せられるくらいなら、1話でちゃんとコッヴを倒して欲しかったですけど・・・。

コッヴが2足歩行であることに対して、ギールは4足歩行なので、必然的に戦い方のスタイルが変わります。ガイアもしゃがみこんでギールの頭を押さえるなど、地面スレスレで取っ組み合う面白いアクションが見られます。

ギールが腹部からマグマ弾を発射する瞬間に、チームライトニングがマグマ弾の発射口を攻撃することで無力化する流れも、ウルトラマンと防衛チームの協力という定番フォーマットで嬉しいです。

特撮

ギール登場時に地面が陥没する特撮が凄い迫力です。
オープン撮影をしているらしく、太陽光による自然な光の当たり方が良いんですが、これが却ってミニチュア然とした映りになってしまっているように感じます。

今回も都市破壊は気合が入っています。
コッヴは、ビルを上から叩き壊していましたが、ギールは横から噛みついて、脆くなったビルがひとりでに倒壊していく光景で描かれます。

バイソンの発進シーンもカッコイイです。
XIGファイター同様に六角形の格納状態から変形して装甲車になるシークエンスが、流れるように変形するXIGファイターとは異なり、着陸時にタイヤを展開、着地後にコクピットや砲塔周りが展開する、という風に段階的になっているのもわかりやすくていいです。

我夢の映る実景では、巨大なタイヤの重機を使うことで実物大サイズがあるかのように見せています。
この重機のタイヤ部分とミニチュアのバイソンを合成することで、我夢とバイソンが同じ画面に収まっているかのような映像を作っているのも見事です。
ミニチュアのバイソンと、実景で使う重機ではタイヤホイールの形状が違うので、合成するとちょっとヘンなバイソンになってしまうんですが、映像のインパクトが凄すぎて形状の整合性はひとまず気になりません。

技・メカニック 登場・使用回数表

ウルトラマンガイア

メカニック