ウルトラマンガイア #03「その名はガイア」感想

ウルトラマンガイア #03「その名はガイア」感想

毎日特撮健康生活!!

今日は「ウルトラマンガイア」の第3話を観ていきます。

第3話「その名はガイア」

本放送は1998年9月19日です。

あらすじ

ヨーロッパ近海に飛来した金属片が結合して飛行物体が完成。
飛行物体は、日本を目指して飛行するが、XIGはチームライトニングを迎撃に向かわせる。
チームライトニングの応戦の結果、飛行物体は墜落するが、金属生命体アパテーに変身。
我夢もウルトラマンガイアに変身して戦いを挑むが、エネルギーを消耗し絶体絶命!!
しかし、そこに現れたのは青いウルトラマンだった・・・。

エスプレンダー

第1話でガイアに変身して以来、我夢は、ガイアの力の源である光をカプセルに入れて保管していました。
これを格納して、必要に応じて開放する事を可能にするアイテムとして開発したのが、変身アイテムエスプレンダーです。
これまでのウルトラマンは変身アイテムを自動的に手に入れていましたが、ガイアでは主人公が自ら開発するというところが面白いです。
おもちゃとしてのギミックは、ボタンを押したら光って音が鳴るだけなので、ティガのスパークレンスやダイナのリーフラッシャーのように展開する派手さは無いんですが、複数のLEDが段階的に光ったり、表面の質感がよかったりなど、見た目のクオリティが上がっている気がします。

頭上に掲げるのではなく、前方に突き出すというのが珍しくて良いですね。
過去のウルトラマンでも変身アイテムを前方に突き出すのはレオしかいませんでしたからね。

チームライトニングの活躍

日本に向かって飛行する飛行体を迎撃するため、XIGが出撃。
今回、迎撃の任に就くのは第1話、第2話に引き続いてチームライトニングです。
コッヴ戦、ギール戦の経験を踏まえての出撃だと思うのですが、視聴者的には同じ隊員にずっと出てきてくれた方が覚えやすくて良いです。
(それでも、ティガやダイナ程、隊員が記憶に残りづらい弊害はあるんですが。)

砂漠地帯を舞台にXIGファイターと飛行隊の空中戦が繰り広げられますが、小さいミニチュアと大きなミニチュアを駆使して奥行きのある戦闘が描かれます。
ウルトラシリーズで戦闘機が3機編隊で飛ぶというのも新鮮ですよね。
もちろん、過去のシリーズでも無かったわけではないんですが、ガイアはリーダー機だけ機体が異なるので、幾分かキレイに見えます。

戦闘開始前に飛行体を通り過ぎたXIGファイターが上昇後に機体を反転させて降下する場面は、キレイにグルンと回るので、放送当時どうやって表現しているのか不思議でたまりませんでした。
多分、ミニチュアを上から吊った状態で水平方向に機体を反転させたものを、カメラを横倒しにして撮影することで宙返りしているように見せているんだと思うんですが、これで当ってるんですかね?

しかもこのとき、空中で一度止まっているので、おそらくこれがリパルサーリフトによる空中制止なんでしょう。

ロケーションが砂漠というのもよいですね。
怪獣モノで平原が舞台だと、予算不足でミニチュアが作れないからそうしてる、みたいにマイナスに見られがちなんですが、建物のミニチュアが無いことによって気が散らないので、XIGファイターと飛行体にしか視線が向かなくなります。
また、上から見下ろしたアングルでも撮れるのが良いですね。
市街地や山岳地帯だと、遠景は書き割りになるので、セットとホリゾントの境目がわかりやすくなってしまうんですが、砂漠地帯だとそんなに気になりません。

おまけに、日本以外の場所を舞台にすることでXIGが世界的に活躍する組織である事も物語ることができます。むしろ、ここまで気合の入った戦闘機の活躍はティガ・ダイナでも無かったんじゃないでしょうか?

金属生命体アパテー

今回登場するのは、金属生命体アパテー。
飛行体が、TV放送されているウルトラマンガイアの映像を受信することで、ガイアのような姿を見に着けたらしいです。
登場時はヒョロっとしていますが、戦いの中で鎧を作り出して自らを強化します。
怪獣図鑑だと、強化後の状態で掲載されている事が多いので、初期形態がヒョロヒョロすぎてビックリします。

第3話の敵なので、まぁそこそこの強さかなぁと思ってたんですが、身体を自由にに変化させて、無数の槍になったり、倒されても再び身体を作り出して蘇ったりと、かなりの強敵です。
間一髪のところでアグルにやっつけてもらうために、そうしてるんだと思います。

ティガで言うところのキリエロイドみたいなキャラクターにしたかったんだと思うんですが、キャラ立ちは弱いと思います。
同族の金属生命体が、第16話と第27話に登場するんですが、アパテーではない別のキャラクターなのもあって、イマイチ印象に残らない気がします。
まだ、第4話から登場する波動生命体の方が、名前がメザードで統一されている分記憶に残りやすいかと。

そういえば、アパテーはウルトラ怪獣シリーズでソフビが発売されていましたね。
ティガの頃は、1クールの怪獣だけでも9体発売されていたのが、ダイナでは5体に減り、ガイアではアパテー、ガンQ、ミズノエノリュウの3体にまで減ってしまいました。
この頃から怪獣って売れなくなってきてたんですかね・・・。
その中でもガンQは見た目のインパクトから、今でもキモカワイイ枠で活躍し続けていて、嬉しい限りですが。

ガイア対アパテー

見応えのある戦闘シーンでした。
ガイアとアパテーが互いに走り寄る場面では、一歩踏み込む毎にガイアとアパテーの映像が交互に入れ替わり、興奮を高めていきます。

また、建物の無い開けた場所での戦いなので、ウルトラマンガイアのデザインの美しさや肉体美が際立つというか、人智を越えた異世界からの使者同士の戦い、という神秘さも感じます。

まさに、初代ウルトラマンが描こうとしていた、善なる秩序(コスモス)と悪たる混沌(カオス)の象徴的戦いと言えるでしょう。

初代ウルトラマンでは、中東のバラージの町に、過去に地球に来訪したとされるウルトラマンがノアの神としてあがめられていましたが、今回、ガイアが戦っている砂漠も中東です。
そしてまた、人類の文明がはじめて生まれたのも中東・・・ということで、中東は人類にとっても地球上におけるウルトラマンの歴史についても因縁の場所であると言えます。
もしかするとガイアとアパテーの戦いは、原初の神々の戦いの再現ではないかと想像するのは考え過ぎでしょうか?

第1話と第2話で見られたガイア着地時の砂埃の巻き上がりが、今回はありません。
ガイアは空中浮遊しながらゆっくり着地したとか、セット的に砂埃を上げると巻き上げなくてもいい砂も巻き上がっちゃうから敢えてやめたとか、いろいろ思うところはあるんですが、ここで砂埃を巻き上げない事によって、同じ地球上であるはずなのに、どこか別世界で戦っているような錯覚を抱きます。

謎のウルトラマン

今回、はじめてガイアの胸のライフゲージが点滅します。
絶体絶命のそのとき、謎の青いウルトラマンの一撃でアパテーは粉砕。
ガイアは難を逃れますが、そのままEDへ・・・。

謎の青いウルトラマンは、言うまでも無くウルトラマンアグルなのですが、この時点ではチョイ見せだけの出番です。

この回は本放送を観たんですが、最後にアグルが出てきた事は覚えていませんでした。
途中で「ご飯よ~」と呼ばれて食卓に行ったのかもしれませんし、興味が薄くてシンプルに覚えていなかっただけかもしれませんが、チョイ見せなら仕方無いですよね。

ティガの頃は好きすぎてビデオに録画したものを何回も観直すくらいハマっていたんですが、ガイアの頃になるとTVゲームに夢中だったので、ウルトラマンにそこまで興味が持てなかったんだと思います。
ガイア放送当時に発売されたTVゲームをざっくり確認してみたんですが、まずスクウェア(現:スクウェアエニックス)のゲームだけでもそうそうたる顔ぶれだし、11月にはポケモン金・銀が発売されているので、ティガの時みたいにウルトラマン一強というわけにはいかなかったというわけですね。

当時は何の気無しに遊んでましたけど、1年の間に5本くらいゲーム買って遊んでたなんて今じゃ信じられないですね。今なんて、趣味が逆転して、ゲームは年1本くらいしか買いませんが、特撮は毎日観ています。人間って歳取ると変わるんですね。

技・メカニック 登場・使用回数表

ウルトラマンガイア

メカニック