毎日特撮健康生活!!
ここ最近、メタルヒーローシリーズ完全制覇を目的に、「宇宙刑事ギャバン」と「機動刑事ジバン」を毎日のように観ていたんですが、最近食傷気味になってきたので、たまにはウルトラマンも観てみようかと思いました。
丁度現在、「スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望」をプレイしているところなんですが、ウルトラマンガイアの本編をなぞるような形で物語が進んでいくので、この機会に観返してみることにします。
第1話「光をつかめ!」

当時の状況
本放送は1998年9月5日。
土曜日の18時00分~18時30分に放送されていましたが、私の住んでいた地域は1週遅れでした。
同時期に放送されていた特撮番組は、「星獣戦隊ギンガマン」や「テツワン探偵ロボタック」など。
ギンガマンもロボタックも、朝起きれた時に観ていた程度で、そこまで熱心ではなかったんですが、ギンガマンは90年代後半の戦隊の中では一番ハマった戦隊でした。
でも、ロボタックの次に放送していた「夢のクレヨン王国」の時間帯にならないと起きれなかったですね。
映画では、アメリカのエメリッヒ版「GODZILLA」が5月に公開、12月には平成モスラシリーズ第3弾の「モスラ3 キングギドラ来襲」が公開されています。
エメゴジもモスラ3も、映画館では観ていないんですが、後に地上波放送された時に観ましたよ。
この頃は特撮はおろかテレビ番組自体を観なくなって、テレビゲームばかりしていましたね。
それなのに、20年後にトンでもない特撮オタクになっているだなんて知る由もありませんでしたが。
あらすじ
地球の上空に突如ワームホールが発生。そこから現れた巨大な結晶体は、東京に落下し、中から宇宙戦闘獣コッヴが出現。
秘密裏に結成された防衛組織XIGは、XIGファイターを操るチームライトニングを出撃させ迎え撃つが、XIGファイターの性能を持ってしてもコッヴには敵わなかった。
その状況にショックを受ける高山 我夢(たかやま がむ)に呼応するかのように、地球の意志がウルトラマンガイアを誕生させた!!
ハイレベルな第1話
物語展開も、特撮も、ハイレベルでとても面白い第1話です。
それまでのウルトラシリーズでは、怪獣は漠然と存在するものとして描かれてきましたが、ウルトラマンガイアでは怪獣の存在や、それに対応する防衛チームまでもが一般人に秘匿され、いつか来る災厄が遂に訪れたものとして描かれています。
この辺は、ガイアの数年前に放送されていたTVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の影響もあると思うんですが、エヴァンゲリオン自体がウルトラマンのパロディみたいなものなので、巡り巡って元ネタに逆輸入されたみたいな感じですよね。
これまで同様の、怪獣VS防衛チーム&ウルトラマンというシンプルな構造から発展して、防衛チームに技術提供を行うアルケミースターズや、一連の怪獣事件を報道するテレビ局の報道班KCBが絡み合って、大きな縦軸の物語を形成していくのがガイアの特徴なのですが、それを第1話で余すところなく全部取り入れているのが凄いです。
アルケミースターズやKCBのくだりは、第1話では一旦省略して、第2話や第3話で小出ししていった方が、物語構造はシンプルにできると思うんですが、敢えてそういうことをしなかったんでしょうね。
準レギュラーじゃなくてメインレギュラーであると宣言していると言えます。
そんな風に非常に凝った第1話なんですが、正直言うと私は少し懐疑的な部分があります。
決してデキが悪い、とかそういう批判的な意図で言っているんじゃなくて、放送当時のトラウマ的な感覚に起因するものなので、原体験世代のイチ意見として適当に流しておいて欲しいんですが・・・。
ウルトラマンが戦わないじゃないか!!
放送当時は本放送をリアルタイムで観た記憶があるのですが、ウルトラマンが登場したところで第1話が終わってしまったせいで、消化不良と言うか、嫌な気分になったのを覚えています。
というのも、TDG三部作(ティガ・ダイナ・ガイア三部作)の1作目にあたる「ウルトラマンティガ」の第1話が、本編開始直後から怪獣が出現し、TPC極東支部ダイブハンガーも登場、古代の記憶装置からユザレの言葉で怪獣復活の警告が発せられるというわかりやすい段取りで、Bパートはほとんど怪獣戦というエンタメとしてかなり理想的な完成度だっただけに、それを求めてしまった節があります。
やはり、子供心としてはウルトラマンがカッコよく活躍するのを見たいですからね。
そういう意味では、ガイアの第1話は完成度は高いのかもしれないけど、イマイチというのが私の評価です。これはもう放送から何十年経った今になっても覆せないんですが、ガイアの第1話って面白いし、観てるとどんどん引き込まれていくんですけど、ラストでガイアが走り出すところでエンディングテーマが流れた途端に、あの頃の「え?ここで終わっちゃうの?」という気持ちが蘇ってきて寂しくなるんですよ。
前作の「ウルトラマンダイナ」もアスカがダイナに変身したところで終わってしまったので、それを2年連続でやられると子供心にも萎えます。
ヒーロー番組である前に特撮番組なので、ウルトラマンが活躍しなくても、怪獣が暴れていれば、ひとまず怪獣映画としては成立するんでしょうけど、やっぱりウルトラマンが怪獣を倒してめでたしめでたしで終わりたかったです。
これが尾を引いているのか、それ以降の特撮にしてもアニメにしても、第1話で主人公が変身するところで終わってしまう番組を観ると、ガイアの時のイヤな気持ちを思い出すんです。
さすがにいい歳なので、イヤな気持ちを思い出すだけで、その番組自体がイヤになるわけじゃないですけど。
それ以外にも、話が少し難しいですね。
第1話を観返しても、我夢が粒子加速機の中でガイアに出会うところと、ラストでガイアが出てて本編が終わる部分しか記憶にありませんでした。
これは、純粋に話の難易度どうこうだけじゃなくて、小学生で多感な時期だったので、他の趣味で記憶が上書きされているだけかもしれません。
ガイア放送当時のTVゲームの進化は凄まじかったですからね。
宇宙戦闘獣コッヴ
凄いデザインの怪獣です!!
ティガのゴルザや、ダイナのネオダランビアもそれ以前には無いデザインラインでしたが、コッヴのデザインは、ある種の異常進化と言っても良いくらい垢ぬけています。
赤いゴツゴツした恐竜が、鎧を身に纏ったかのような非常に攻撃的なデザインです。
宇宙戦闘獣という肩書も名前負けしていません。
金色の装飾のような角も実に良いです。
怪獣というよりは、ファンタジーRPGのボスモンスターと言った方がしっくり来るでしょう。
生き物というよりは、魔法か何かで作られた怪物のようです。
第1話では街を破壊するだけで、怪獣特有の特殊能力みたいなものは腕からビームを出すくらいしか無いですが、第2話のガイアとの戦いでどんな技を使うのかも気になります。
特撮
第1話だけあって特撮は気合が入っています。
コッヴの入っている結晶体が地上に激突したとき、地下街が地下水で水浸しになるという、今までみたことのないアプローチで被害が描かれるのが面白いです。
結晶体の中からコッヴが現れた後の都市破壊も、コッヴが歩く度に地面が陥没していくなど迫力のある映像で、怪獣が本当に現れたら街はどんな風になってしまうのかを視聴者に知らしめます。
前々作ティガの第1話も前作ダイナの第1話も都市破壊は無かったので、第1話でオーソドックスな都市破壊が行われたのは却って新鮮です。
ウルトラマンガイアが登場し、地面に着地した時に衝撃で土煙が豪快に巻き上がる映像もウルトラマンが実在したらどうなるか?という問題に真摯に向き合ったアンサーだと言えます。
本放送で見た時は、その凄さに感動すると同時に、「ちょっとやり過ぎじゃないかなぁ」と思ったくらいです。特撮は、現実に無い物をあたかも実在するかのように映像化する事が醍醐味ですが、もう少しファンタジーでもいいんじゃないかと子供心に感じました。
ガイアの表現がその後のウルトラシリーズで定番化した令和の現代では、むしろウルトラマンの平常運転的な演出として受け入れることができるようになってきたので、それはそれで時間の経過が解決してくれたんだと思います。
XIGファイターも、六角形の収納状態から変形して戦闘機になる、というギミックが面白いです。
XIGのメカは全てが六角形に変形して、ピースキャリーに格納できる仕組みになっているんですが、機能的になり過ぎていて、「ウルトラマンティガ」のガッツウイングのキャラ立ちや、「ウルトラマンダイナ」のガッツイーグルのようなおもちゃ的な面白さは感じなかった記憶があります。
技・メカニック 登場・使用回数表
ウルトラマンガイア
| 武器・アイテム | 使用エピソード | 使用回数 |
|---|---|---|
| フォトンエッジ | #1 | 2 |
メカニック
| フォーム・アイテム | 登場エピソード | 登場回数 |
|---|---|---|
| ピースキャリー | #1 | 1 |
| XIGファイターSS | #1 | 1 |
| XIGファイターSG | #1 | 1 |

