宇宙刑事ギャバン #14「愛と悲しみの別れ とどめの一撃!!」感想

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第14話「愛と悲しみの別れ とどめの一撃!!」

本放送は1982年6月25日です。
この数日前の6月21日に主題歌と挿入歌をまとめた「宇宙刑事ギャバン ベストヒット曲集」が発売されています。
この第14話が放送された時点では、「走れ!ギャバン」、「電光石火ギャバン-DISCO GAVAN-」、「蒸着せよ!ギャバン」の三曲がまだ劇中未使用です。
音楽ソフトは発売日が記録されているので調べやすいですが、おもちゃ関連はいつ発売されたのか調べても出てこないので、本編に登場する頃には既におもちゃが発売されていたのかとか、そういう考察をできないのがもどかしいですね。

今回は第13話の直接的な続きになっています。
マクーが、ダブルマンとベム怪獣を合体させたダブルモンスターを投入してきた事で、ギャバンは大ピンチに陥りましたが、これを特訓によって打倒するという内容ですが、ギャバン全話を通しても上位にランクインする程の名編に仕上がっています。

ギャバンの危機に、これまでバード星から通信でのみギャバンと会話していたコム長官が地球にやってきて、直々にギャバンを特訓するなど、ただならぬ雰囲気を感じる場面が多く用意されています。

特に見所は、死を覚悟した烈が、アバロン乗馬クラブの子供たちとの最後の想い出を作る為に、ミミーからお金を借りてまで、子供たちを遊びに連れていく場面です。
映像だけ見ると、烈と子供たちが動物園や遊園地で遊んでいる楽しい映像なんですが、そこに「青い地球は母の星」を被せることによって、辛く切ない場面になってしまうというのが選曲の妙と言えます。

「青い地球は母の星」がはじめて劇中に流れたのが、第11話で幼少期の母親との想い出を夢に見る烈の場面だっただけに、母親の故郷を守りたいという身内なニュアンスの歌なのだという先入観を抱いてしまいますが、子供達とのひとときにBGMとして使われることによって、母親の故郷だからこそ、その全てを守りたいというスケールの大きな曲であることを再認識させる事につながり、考えを改めることになりました。

ギャバンがサイダブラーと戦わない選択をした場合、マクーは東京を無差別爆撃することになるのですが、どのみちギャバンが負けてしまえば、地球は東京の無差別爆撃どころでは済まなくなります。
そうなれば、アバロン乗馬クラブの子供達もマクーの犠牲になってしまうのです。

ウルトラマンや戦隊シリーズなら、怪獣や巨大怪人に街を破壊させることで、こういった絶望的な場面は描くことができますが、ギャバンではそうした派手な画作りをすることなく、ギャバンが負けた時に無くなってしまう平和な時間を映像として流すことで、なんとしても勝たなければいけない状況を表現することができていると言えます。

ミミーの「バード星へ帰りましょう」という言葉も重いです。
地球を見捨てればギャバンは助かるので、ミミーとしてはギャバンが命を落とすくらいならそうしたいところです。ギャバン一人の命をかけてまですることなのか?という問いかけと、それでも戦いに赴く決意によるヒーローとしての力強さの両方を描くことができる、素晴らしいセリフでした。

そして満を持したギャバンとサイダブラーの決戦!!
コム長官の分析で、サイダブラーは右手の盾で右胸を守っており、これが急所ではないかと言われていたので、ギャバンは執拗にサイダブラーの右胸を狙います。
もちろん、右手に盾を持っているので、殆どの攻撃は盾に阻まれてしまうのですが、それでも手を休めることなく右胸を狙い続けます。

ドルギランを呼んで上から狙い撃ちすれば一撃で倒せるんじゃないか、とか考えちゃいけない事を思ってしまいましたけど、視聴者が見たいのは、ギャバンが特訓の成果でサイダブラーの右胸を攻撃するところです。

ちょっと不釣り合いですが、挿入歌「輝く王者ドルギラン」をバックにサイダブラーとの死闘が続き、遂に右手の盾を吹き飛ばしました。
右胸を突かれて怯むサイダブラーに炸裂するギャバンダイナミック!!

ギャバンはバード星の科学を身に着けたスーパーメカで戦いますが、最終的に勝負を決めるのは鍛え上げられた肉体であると物語る、名勝負でした。
ヒーロー番組なんだから最後はギャバンが勝つんでしょう、なんて内心思っていてもハラハラしました。

しかし、マクーも簡単にはへこたれません。
「生体合体装置は我にあり、次々と最強のダブルモンスターを作り出してやる」と打倒ギャバンへの意志を固め、戦いが次の段階に移る事を予感させて今回は終わります。

とにかく素晴らしい回でした。
次回の第15話はキャストやスタッフの意見がかなり反映された名編らしいので、こちらも楽しみです。

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技は使用した回数でカウント。武器やメカは1エピソードに何回登場しても1カウント。

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