巨獣特捜ジャスピオン #01「巨大怪獣の惑星」感想

巨獣特捜ジャスピオン #01「巨大怪獣の惑星」感想

目指せ!メタルヒーロー完全制覇!!

新番組「超宇宙刑事ギャバンインフィニティ」の放送開始で、自分の中のメタルヒーロー熱が人生の中で最もアツい時期が来ています!!

と、言う訳で、メタルヒーローシリーズの中で、自分がまだ観ていない次の5作品を最後まで観ていきたいと思います。

今回は、メタルヒーローシリーズ第4弾「巨獣特捜ジャスピオン」の第1話です。
ジャスピオンはブラジルで大人気のヒーローなので、ブラジルの人にも翻訳などしてもらって、読んでもらえたらいいなぁ、と思います。

第1話「巨大怪獣の惑星」

本放送は1985年3月15日。
宇宙刑事三部作から引き続き、毎週金曜日の19時30分~20時までの30分枠で放送されていました。

同時期の特撮ヒーローは、同年1月に放送を開始した「兄弟拳バイクロッサー」と、同年2月に放送を開始した「電撃戦隊チェンジマン」です。
バイクロッサーは木曜日、ジャスピオンは金曜日、チェンジマンは土曜日の放送なので、3日連続で特撮ヒーローを楽しめたというわけです。
現代みたいに、日曜朝にまとめて放送とどっちがいいでしょうか?

ロボットアニメは、同時期に「機動戦士Zガンダム」を放送開始。
前年度開始の「星銃士ビスマルク」や「超力ロボ ガラット」等、変形ロボットが主役のアニメが多い印象です。
合体をメインギミックとしたロボットは少なくなり、単体で機能的な変形をするロボットに時代が移り変わっていく空気感がありましたが、ジャスピオンも、その流れに乗るかのように、変形ロボットダイレオンが登場します。
宇宙刑事シリーズに登場したグランドバースやバビロスのような、シルエットがとりあえず人型を成しているタイプではなく、骨太なロボットが完成する傑作ロボです。

宇宙刑事から受け継いだ勢いの良さ

ジャスピオンの第1話は、提供される情報量の多さと、展開のスピーディさが印象的な宇宙刑事三部作の勢いを受け継ぐ形で、密度の濃い内容で仕上がっています。

いきなり、エジンの惑星の旧文明的な衣装に身を包んだジャスピオンが登場し、銀河バイブルというこれまた旧文明的な書物に導かれて旅立ったかと思ったら、超惑星戦闘母艦ダイレオンの未来的な雄姿が登場。
現代的な衣装を身に着けて居眠りするジャスピオンに、アンドロイドのアンリがカプセル型の食事を提供します。

文明レベルがよくわからない世界観ですが、その疑問はダイレオンの目の前に現れた超引力を持つ小惑星の接近で有耶無耶になります。勢いが良いですね。

ビージー星の大冒険

予算の都合で初期エピソードだけの要素になってしまいますが、ジャスピオンはダイレオンに乗っていろんな惑星を冒険します。

第1話で訪れたのはビージー星。
未来的な宇宙船で前時代的な文明と未来的な都市が同居する惑星の雰囲気は、どう考えてもスターウォーズに影響を受けているかと思います。
ヘンな花の生えたジャングルや、獣人をハンティングする亜人など、視聴者もジャスピオンもよくわからない星で大冒険して、実にスリリングです。

ミニチュアメカが飛行するときの、妙に緑がかった色合いの不思議な空も、地球ではない惑星という感じがして良いですね。

物語の途中でサタンゴースによって凶暴化させられたハネダーとマリゴスにシティを破壊されて、それっきりどうなったのか描かれてないので心配ですが、あのシティが1件破壊されただけで惑星全体の文明が滅ぶとは思えないので、別の地域に住んでいる人々が平和に暮らしていくのでしょう。

巨獣ハネダーと巨獣マリゴス

第1話は2大巨獣の登場です。
羽が生えてるからハネダー、マリのように丸くなるからマリゴス、という安直なネーミングがちょっと残念です。
ハネダーはデザインがカッコよく、マリゴスは奇抜なデザインで、どちらも面白い巨獣ですが、尺の関係で見せ場が少なすぎるのが勿体なかったです。
もちろん、第1話を観直すと十分に活躍してたハズなんですが、どうも、ビージー星やメカ描写など、第1話にいろんな要素が詰め込まれ過ぎているせいで、魅力が喰い合ってしまい、どんな活躍をしたか?という記憶が薄まってしまっています。

超惑星メカの活躍

巨獣特捜という番組名の通り、巨獣の調査を行うのもジャスピオンの特徴です。
ダイレオンの先端から、超惑星戦車ガービンが発進。
巨岩の隙間を縫うように飛行する面白い特撮も見られます。

そして、ガービンから上部分が分離してガービンジェットに変形。
コンパクトに折りたたまれた翼がパタパタと開く機能的な変形が楽しいです。

ガービンとガービンジェットに共通する演出として、飛行中に映像が止まって名前のテロップが被さります。映像の途中で止めているのでブレが出ているんですが、それがまた臨場感と迫力を醸し出していてカッコいいです。

ガービンジェットが巨獣の周囲を飛び回りながら攻撃するのもカッコいいです。

ジャスピオンの活躍

ジャスピオンでは、変身ポーズや変身シーン、変身後の名乗りを廃止することで、スピーディな展開になっています。

ピンチになったら、両手を頭に添えて、ピカッと光って変身完了、そのままアクションします。
物足りなさよりも、この流れるような段取りにシビれます。

そして、ジャスピオンが強い強い!!

大ジャンプして巨獣に戦いを挑んだり、降ってくる岩をパンチだけで破壊したりと、迫力があります。
当時のビデオ合成のせいで画質がガビガビですが、それでもインパクトがあります。

ジャスピオンのヤマ場はダイレオンと巨獣の戦いなので、キャラが薄いような印象を持っていたんですが、そんな事はありません。

ダイレオン対ハネダー&マリゴス

クライマックスは超惑星戦闘母艦ダイレオンが変形した戦闘巨人ダイレオンの戦いです。
今回は尺の関係で、ダイレオンビームを撃ってからコズミッククラッシュの2発だけで終わってしまいましたが、宇宙刑事シリーズではこんなにキビキビ動くロボットはいなかったですからね。

戦隊ロボともまた違った趣があります。

今回はお披露目だけで終わった感じですが、第2話以降でますます活躍するので、ダイレオンの活躍に期待しながら全話完走したいです。

技・メカニック 登場・使用回数表

技は使用した回数でカウント。武器やメカは1エピソードに何回登場しても1カウント。

ジャスピオン

メカニック