新番組「超宇宙刑事ギャバンインフィニティ」の放送に便乗して、旧ギャバンの感想記事を書きはじめたんですが、いざはじめてみると面白くて、個人的にメタルヒーロー熱がかなり燃えているところです。
メタルヒーローシリーズは、1982年放送の「宇宙刑事ギャバン」から1998年放送の「テツワン探偵ロボタック」まで17作品ありますが、次の5作品はまだ観終わっていません。
「宇宙刑事シャイダー」
「巨獣特捜ジャスピオン」
「世界忍者戦ジライヤ」
「機動刑事ジバン」
「ビーファイターカブト」
どれも、全く観ていない・・・わけではなくて、途中まで観て熱が冷めてやめちゃった、という状況なので、この熱がアツイうちに観れるだけ観ておこうと思い。
ちょっと無謀なんですが、ギャバンを観ながら並行して、気が向いた作品を進めていく感じで気楽に観ていこうかなと思いました。
目指すはメタルヒーロー全制覇です!!
というわけで、今回はメタルヒーローシリーズ3作目の「宇宙刑事シャイダー」の第1話を観ていきます。
第1話「不思議界」
本放送は1984年3月2日。
ギャバン、シャリバンから引き続き、毎週金曜日の19時30分~20時までの30分枠の放送でした。
同時期の特撮ヒーローは、同年1月に放送を開始した「星雲仮面マシンマン」と、同年2月に放送を開始した「超電子バイオマン」。その他、前年より放送中の「アンドロメロス」等でした。
ロボットアニメは、同時期に「重戦機エルガイム」や「超攻速ガルビオン」、「ビデオ戦士レザリオン」が放送を開始。
この頃になると、1982年放送の「超時空要塞マクロス」に登場するバルキリーをきっかけにはじまったと思われる、変形ロボットが登場するアニメが増えてきました。
バルキリーのように戦闘機が変形するロボットが主役の「機甲創世記モスピーダ」や、ジープや戦闘ヘリなどのミリタリーメカがロボットに変形する「特装機兵ドルバック」など。
それまでの変形ロボットは、玩具化されても一部の部品が組み換えだったりしたものですが、この時期からアニメ同様の精密な変形をする玩具が増え始めました。
テレビアニメでは、ジャンプマンガの「キャッツアイ」や「キン肉マン」などが続々アニメ化されていました。後年、2024年に実写化された「夢戦士ウイングマン」のアニメもシャイダーと同時期に放送を開始しています。

シャイダーと言うと、ギャバンやシャリバンよりも低年齢層を狙った、少しライトなイメージの宇宙刑事という印象があり、かつ前2作に比べるとイマイチ影の薄い番組だったと思っていたんですが、本編開始と同時にフーマの手で数々の惑星が破壊される衝撃的な光景や、これまで以上に迫力のある特撮映像を観るに、もしかすると導入部分は宇宙刑事三部作の中で一番シリアスだったのではないかと考えを改めました。
1作目ギャバンは物語開始時点で既に宇宙刑事であり、2作目のシャリバンはギャバン終盤からシャリバン第1話にかけて訓練を受けて宇宙刑事になった経緯があります。
対してシャイダーは、第1話開始時点ではまだ訓練生で、緊急事態を機に宇宙刑事に任命されるという展開です。
過去作では不明瞭だった銀河連邦警察の内情がはじめて描かれたのも特徴的です。
個人の宇宙刑事にスポットが当たっていた前2作とは異なり、本作シャイダーでは、各惑星に様々な宇宙刑事が派遣されるという、世界観の広がりも感じさせてくれました。
やはり宇宙刑事らしいというか、展開のスピーディさは冷静に考えると多少強引に見える気がするものの、観ている間は全然気にならない独自のテンポで、冒頭のショッキングな惑星破壊から宇宙刑事任命、バビロス号発進から地球到着までアッと言う間に進行していきます。
しかしこれでも前2作に比べると、まだまだゆったりしたスピード感です。
そして登場するのは、新たなる犯罪組織フーマ。
陰湿なマクーや不気味なマドーとは異なったアプローチで、独自の不思議な世界観を持っています。
不思議獣を生み出す時も、儀式のような段取りを行い、ある種神秘的とも言える映像を以って描かれます。
今回登場する不思議獣はバリバリ。
民族衣装のお面がそのまま怪人になったようなデザインで、インパクトと外見の覚えやすさはあるものの、劇中で何をしていたかと言われると、直接作戦を遂行しているわけではないので、宇宙刑事シリーズ恒例のイマイチ印象に残らないキャラクターになってしまっている感があります。
不思議界で巨大化してシャイダーを翻弄するなど、戦闘面ではかなり面白いキャラクターだとは思うんですが。
メカニック描写も気合が入っています。
特に気に入ったのは、スカイシャイアンの発進シーンです。
宇宙刑事の飛行メカは、戦車型メカの上半分が分離して離陸する構造上、一度戦車型メカが発進して、地上に着陸してから飛行メカが分離・発進するという妙に効率の悪い運用だったので、バビロス号の格納庫内でシャイアンから分離して直接発進するようになったのが面白いと思いました。
アニーが操縦するというのも良いです。
シャイダーがせわしなく、乗ったり降りたり、都合良く自動操縦するよりは、役割分担ができていて機能的に感じます。
シャイダーの頃になると、流石に宇宙刑事も三作目なので、宇宙刑事のフォーマットに則って番組が進行します。ギャバン初期の頃に比べると、遊びというか試行錯誤の余地が無さそうなんですが、シャイダーは二人の宇宙刑事の物語なので、アニーの活躍がどれくらい物語を面白くするのかにも注目して観ていきたいです。
技・メカニック 登場・使用回数表
技は使用した回数でカウント。武器やメカは1エピソードに何回登場しても1カウント。
宇宙刑事ギャバン
| フォーム・アイテム | 使用エピソード | 使用回数 |
|---|---|---|
| ビデオビームガン | 1 | 1 |
| レーザーブレード | 1 | 1 |
| シャイダーブルーフラッシュ | 1 | 1 |
メカニック
| フォーム・アイテム | 登場・使用エピソード | 登場・使用回数 |
|---|---|---|
| バビロス号 | 1 | 1 |
| バビロス シューティングフォーメーション | 1 | 1 |
| ジムニー | 1 | 1 |
| スカイシャイアン(アニー搭乗) | 1 | 1 |
| シャイアンビーム | 1 | 1 |
| ブルホーク | 1 | 1 |

